気功が効いているか分からない人へ。東洋医学の「3つの物差し」で変化を見る

気功や瞑想を毎日続けている。サボっているわけでもない。なのに、「これ、本当に効いてるのかな」と分からなくなる。――そんなこと、ありませんか?

先に結論をお伝えします。効いていないのではありません。効いているかを見る”物差し”を、まだ持っていないだけなんです。

この記事では、自分の変化を自分で確かめられる、三つの物差しをお伝えします。物差しを持つと、続けることが不安ではなく、楽しみに変わっていきます。今日は、東洋医学の見方から、そのお話をしていきます。

「効くなら、はっきり変わるはず」という思い込み

よくある思い込みがあります。「効くなら、はっきり変わるはず」。

だから、劇的な変化がないと「自分には合わない」「やり方が間違っている」と思ってしまう。そして、もっと即効性のあるものを探しはじめる。

実はこれが、いちばんもったいない分かれ道です。

私が「効いているか分からない」と迷わなかった理由

ある受講生さんのお話です。毎朝の練功をほぼ欠かさない。通勤や散歩の中でも、手のビリビリを感じている。それでも「効果が出ているのか、自分ではよく分からない」と話してくれました。

続けている人ほど、ここでぶつかります。気功の少し不便なところでもあります。

私自身は、「効いているか分からない」という時期はありませんでした。いつも変化に気づくことができました。

才能があったからではありません。東洋医学の、心と体を見る物差しを持っていたからです。物差しがあるかないか。違いは、そこだけなんです。

東洋医学は「根っこ」から改善する

東洋医学の考え方は、体質を改善して、気血の巡りを良くすることです。病にかかりにくい体にしていく。慢性的な症状を、根っこから改善していく。

根っこから変えるので、時間がかかります。

対症療法は、枝葉を刈ること

一方、対症療法は枝葉を刈ることです。見た目は変わったように見えます。

でも長い目で見ると、また同じ枝葉が出てきます。同じ症状がまた出てきて、慢性化していく。そこを補うのが、東洋医学のアプローチです。

気功が上げているのは、自然治癒力という土台

気功も同じです。上げているのは、自然治癒力という土台です。

土台は少しずつ上がるので、目に見える変化として現れるのが遅い。だから、物差しが要るんです。

気功の効き目を見る、三つの物差し

短期の物差し:毎日の体感

氣の感覚が分かりやすくなってきた。顔色、肌つや、目の色、声の通り。

劇的な変化はなくても、体感そのものが、できている証拠です。

中期の物差し:症状を数字で見る

いまの痛みや不調を、10段階で見てみます。10が8になったか、5になったか。

数字にすると、気分に左右されずに変化が見えます。

長期の物差し:快眠・快食・快便・機嫌がいい・元気がある

気功は健康法です。最終的には、この五つで見ていきます。

人から「顔色が良くなったね」と言われるのは、たいてい中期・長期になってからです。

時間の長さに合わせて、物差しを持ちかえて見る。それが、気功の効き目の見方です。

即効性を求めるほど、もったいない

「でも、すぐ効くものの方がいいのでは?」と思われるかもしれません。

物差しがないと、効いているか分からずに、やめる方向へ行きやすくなります。本当の原因は、効いていないことではなく、見る物差しがないことです。

即効性のあるものに手を出すと、根本的な体質改善がおろそかになります。枝葉を刈り続けても、根っこは変わりません。長い目で見ると、デメリットの方が大きくなってしまいます。

物差しを持ちかえる

効いているか分からない。それは、あなたがダメなのでも、気功が効かないのでもありません。根っこから変わろうとしている証拠です。

枝葉ではなく、根っこを見る。今日だけでなく、半年後、一年後の自分を見る。

物差しを持ちかえるだけで、続けてきた時間が、ちゃんと積み上がっていることに気づけます。

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