こんにちは。Sun気功ヒーリングスクールの坂本です。
気功を始めたのに、なかなか気を感じられない。 頑張ってやっているのに、かえって疲れてしまう。 そんな経験はありませんか?
先に結論をお伝えします。 気を感じられないのは、才能がないからではありません。気を”出そう”としているからなんです。
今日は、なぜ出そうとすると感じられなくなるのか。そして、本来の気との付き合い方をお話しします。
気を感じられないのは、才能がないからではありません
「気功=気を出して送るもの」という思い込み
気功というと、手から気を出して、相手に送るもの。 そんなイメージを持っている方が多いと思います。
テレビで、「気で相手を倒す」ようなパフォーマンスを見たことがある方も多いはずです。 その刷り込みで、気功を学ぶ方のほとんどが、気を出そうとしているんですね。
だから、一生懸命やるほど力が入る。 それなのに、感じられない。
そして、「やっぱり自分には才能がないんだ」と諦めて、やめてしまう方が、本当に多いのです。
ある受講生さんの半年間
ある受講生さんのお話です。
半年前は、本やYouTubeを見ながらプルプル気功をしても、気を感じている「ように見える」だけでした。気がどんなものか、まったく分からなかったそうです。
それが今は、気の球を作ると、手と手のあいだに明らかに気がある。 「これが気だ」と、当たり前に分かるようになりました。
「まだ気を感じたことがない人に、どうアドバイスしますか?」 そう聞いたときの答えは、こうでした。
「気は自分から発するものではない。いただくもの」 「自分の気を出すと減る。実際、体がすごくしんどくなったこともある」
半年で変わったのは、才能ではなく、向きだったんです。
私自身も、気を出そうとして失敗しました
私も、習い始めの頃は固定観念のままでした。 気を出そうと頑張って、相手を施術しようとしていたんです。
すると、相手から「頭が痛い」と言われたり、自分自身がぐったり疲れたり。
「これは、やり方が間違っているんだ」と気づきました。
仏教や密教の教えに出会って分かったのは、自分が宇宙の気を操ろうとするほど、しんどくなってしまうということです。
そこからは、気を受け取れる自分になるために、体や呼吸、意識を整えるようにしました。間接的に、宇宙の気の恩恵を受けられるように、練習していったんです。
なぜ、気を出そうとすると感じられなくなるのか
出そうとすること自体が、心の緊張になる
「出さなきゃ」という意識が、力みになります。 緊張すると、気の巡りが悪くなる。だから、感じにくくなってしまうんです。
気は操作するものではなく、恩恵を受けるもの
そもそも気は、操作するものではありません。 気の恩恵を受ける自分になると、活力や気力が内側から勝手に湧いてくる。気は、そういう性質のものです。
気を出そうとするのは、この性質に反する行為になってしまいます。
電力とコンセントのたとえ
電気そのものを素手で触ってはいけない。これは皆さんご存じですよね。
電気の恩恵を受けるには、コンセントに挿して、ルールを守って安全に使う。 だから私たちは、ものを温めて、ほかほかのご飯を食べることができるわけです。
気も同じで、ルールがあります。 その法則に反すると、疲れる、緊張する、恩恵をうまく受けられない。
その典型的な間違いが、「気を出そう」とする意識なんです。
練習が足りないから、ではありません
「感じられないのは、練習が足りないからでは?」 そう思われる方もいるかもしれません。
でも、問題は量ではなく、向きです。 出す方向のまま回数を増やしても、ルールに反したままなんですね。
出す練習を重ねるほど、精神的にも身体的にも落ち込み、調子を崩してしまう。 そして「才能がない」と思って、やめてしまう。
逆に、いただく側に向きが変われば、あとは続けるだけです。 知らないうちに、感じられるようになっていきます。
気功は「出すもの」から「いただくもの」へ
気を感じられないのは、才能がないからではありません。 気を出そうとしているからです。
気はもともと、いつもそこにあります。 私たちがやることは、出すことではなく、宇宙の気・外の気の恩恵を受けられる自分になること。
気功は「出すもの」から「いただくもの」へ。 ここが、本当の入口なんです。





