足腰も強くなる気功法!〜五禽戯その4〜(動画付き)

五禽戯の実際について説明していきます。
五禽戯の大まかな概要については、
役者は気功師!〜五禽戲からわかる、役を生きる事の大切さ〜
の記事で紹介しているので一度ご一読ください。

また読むのがめんどくさい方のためにポイントだけまとめておきます。
五禽戯のメリットとしては、

・体力がつく
・子供からお年寄りまで無理なく練習できる
・楽しみながら健康になれる
・自然と腹式呼吸が出来る
・活動しながら緩む感覚がつかめる
・五臓をバランスよく整えることができる
etc、、、

メリットだらけで枚挙に暇がありません。
そして五禽戯の内容は、
実際に五禽戯ができる人に直接教えてもらった方が早いのですが、
少しでも内容を知っておきたいという方のために動画を用意いたしました。

今回の動画では、
〜五禽戯その1〜
〜五禽戯その2〜
〜五禽戯その3〜
で紹介した(1)〜(15)の動きの続き、

(16) 振り返る虎
(17) 脚を伸ばす鹿
(18) 果物を献上する猿
(19) 両腕を揺り動かす熊
(20) 飛んでいる鶴

の動作を紹介します。
まずは動画を御覧ください。

(16) 振り返る虎

① 左足を踏み出し、右手は虎の爪で掌は下に向けて振りかぶって前方へ突き出す。左手も虎の爪にし、掌は上へ向け体の後方へ持ってくる。
② 体を左側に振り返って顔は後ろを向く。同時に右手は右目の横あたりで手首を返し、左手は左腰のあたりで手首を返す。右足はまっすぐに伸ばすように心がける。
③ 口を開けて虎が威嚇するような感じで、舌を出し上下に動かす。

(17) 脚を伸ばす鹿

① 左足を踏み出すと共に体幹を正面から右側に向け、掌を上に向けた状態で両腕を前に伸ばし、右足の太ももを高く上げて足の裏を左足の内もも近くに近づける。目線は指先の延長線上を見つめる。
② 上に向けた掌を下に向けて右膝まで引っ張りこむようにして、同時に右足つま先を後ろに向けて着地し、右膝は曲げて左膝は伸ばす。両手を右膝につける。
③ 右手は右膝に、左手は左足の足三里(膝下9センチ)を3回叩き、左斜め上方に挙げ、目線は左手の先を見る。

(18) 果物を献上する猿

① 左足から動かし、つま先は左側に向け、同時に体も左側を向けながら右足を踏み出し右足に左足を揃える。同時に両手を脇の下から果物を献上するように目の前に差し出し、少し腰を落とす。
② 右足を踏み出しつま先を右側に向け、同時に体も右側に向けながら左足を踏み出し左足に右足を揃える。同時に左手はパー、右手はグーで両膝を曲げながら胸の前に持ってきて拝むようなポーズをとる。

(19) 両腕を揺り動かす熊

① 左足を左前方に踏み出す。
② 両腕を左回りに一回転させ、体を左に捻り、右足を側方へ伸ばしてつま先立ち。

(20) 飛んでいる鶴

① 右足を高く上げ、両腕は下から羽ばたくように頭上へ上げ両手の甲を合わせる。
② 両腕を肩と平行な位置に戻しながら右足を後ろに伸ばしバランスをとる。
③ 時計回りに目をぐるぐると3回まわす。

・ポイント

・虎は表情豊かに、そして舌をしっかり動かす
・鹿は背筋をピンと伸ばすようにする
・猿は供え物を献上し、感謝の気持ちを持つ
・熊はリズム感を大切にする
・鶴は無理をせず羽ばたく

以上です。

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