自律神経失調症なんて病気はありえない

お医者さんが診察しても原因のわからない症状は殆どが自律神経失調症として扱われます。
症状としては、

・眩暈(めまい)
・頭痛
・動悸や息切れ
・手の震え
・全身倦怠感(だるさ)
・のぼせや冷え

などがあります。

まず最初に言っておきますが、
これらの症状は自律神経失調症ではありません。
もちろん医学書などには当たり前のように、
病名の一つとして上記の症状が書かれてはいますが、
自律神経が失調してしまうということは考え違いであると言いたいのです。

自律神経はいつも正常に働いている

失調症というとあたかも自律神経が壊れたり乱れたり、
または異常をきたしたかのようなイメージを抱きやすいのですが、
そうではありません。
自律神経が正常に働いた結果、
眩暈がしたり、
頭が痛かったり、
動悸や息切れがしたり、
手が震えたりするのです。
正常な状態なので、
ほっといても大丈夫なのです。

つまり、
気にすることはありません。
大した病気じゃないし、
治療するほどのことでもないから、
とりあえず自律神経失調症というと名前だけつけておこう、
というだけの話なのです。

自律神経ネットワークという巧妙なシステムは、
無意識に働いています。
このネットワークに指令を出しているのは中枢神経、
さらにいうと視床下部です。
脳は様々な求心性の入力に対して情報を処理し、
生体の恒常性を維持しています。
恒常性を維持するために、
自律神経ネットワークにも指令を出して適切な生体反応を促しています。
視床下部が指令をだして、
その後に自律神経が働き、
様々な生体反応を起こした結果、
頭痛がしたり、
眩暈がしたり、
下痢したり、
全身がだるかったりするのです。
ですからあたかも自律神経が乱れているかのように思いがちですが、
そうではありません。
視床下部からしたら想定の範囲内なのです。

感情の起伏も、実は正常な反応なので気にすることはない

自律神経ネットワークは視床下部の命令通りに動いています。
それを病気というのはおかしな話でしょう。
自律神経は乱れてはいないのです。
また、
脳幹や視床下部は大脳辺縁系といい、
爬虫類脳とも言われ、
本能や情動も司っています。
人間は様々な情動を感じながら日々を過ごしています。
特に自律神経失調症やそれに付随する起立性低血圧などと言われたことのある人は、
感情の躁鬱などに悩まされているのではないでしょうか。
感情を抑圧しすぎたり、
恐怖や不安など、
強いストレスのかかる環境に身を置いている方も多いと思います。
そのような強いストレスの環境に適応するために、
あなたを守るために、
視床下部が自律神経ネットワークに指令をだして症状を起こします。
そうせざるを得ないほど身体は堪えているのです。
これは病気ではなく、
体からのありがたいサインなんですよ、
ということをしっかりと理解してください。

あなたは自律神経に生かされている

あなたの命は、
辛い環境でも生きていけるように恒常性を維持しているのです。
自律神経が乱れているわけでもなく、
あなたが乱れているわけでもないのです。
正常な反応があたかも自律神経が乱れているかのように見えるだけなのです。
この事はしっかりと理解しておいてください。

自律神経失調症というものはありませんし、
自律神経が乱れることはないというのは理解できたかと思います。
自律神経に限らず、
体の不調や症状というものは、
生きようとしている証拠でもあります。
そこを不安になることはありません。
最終的には自分の生き方を見つめ直すということなのです。
ちょっと体調を崩した時に、

「病院行った方がいいかな?」

と思った人はヤバイ、
と思ってください。
そうではなく、
ちょっと体調を崩した時は、

「最近ちょっと無理してなかったかな?」
「頑張りすぎてなかったかな?」

など、
自分の生活状態を見つめ直すようにしてみてください。 

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