気功師になりたいけれど、何から始めればいいのかわからない。
そう感じている方は、とても多いのではないかと思います。
気功師を目指すとき、多くの方はまず「技術を覚えよう」「テクニックを増やそう」と考えます。もちろん、技術や知識を学ぶことは大切です。
しかし、実はその前に整えるべきものがあります。
それは、自分はすでに気功師であるという自己イメージです。
今回は、気功師になるには何から始めればいいのか。その一番最初に知っておいてほしい大切な考え方についてお話しします。
気功師になるために最初に必要なこと
気功師になるために、まず最初に必要なこと。
それは、少し意外に聞こえるかもしれませんが、「自分はすでに気功師だ」と勘違いすることです。
普通はこう考えると思います。
「自分はまだ気功師ではない」
「だから、これからたくさん練習して能力を身につけよう」
「技術を学んで、知識を増やして、少しずつ気功師に近づいていこう」
もちろん、この姿勢そのものが悪いわけではありません。学ぶ意欲は大切ですし、練習も必要です。
しかし、気功を学ぶうえでは、最初から「自分はまだ気功師ではない」という前提に立ちすぎると、かえって成長を妨げてしまうことがあります。
なぜなら、「自分はまだできない」「自分にはまだ能力がない」という自己イメージのまま学んでしまうと、本来受け取れるはずの感覚や情報を受け取りにくくなってしまうからです。
私が気功師学校で最初に言われたこと
私自身、2014年に気功師学校に入学しました。
当時の私は、これから本格的に気功師になるための勉強が始まるのだと思って、とても気合いが入っていました。
先生から教わる知識をすべて覚えよう。
言われたことを全部持ち帰って、自分で実践しよう。
才能があると認めてもらえるくらい努力しよう。
そんなふうに、かなり緊張しながら授業に向かっていました。
東京にある学校へ電車で通いながら、
「自分は本当に気功師になれるのだろうか」
「先生に認めてもらえるだろうか」
「才能があると言ってもらえるだろうか」
そんなことを考えていたのです。
ところが、最初の授業で師範代の先生から言われた言葉が、とても印象的でした。
「もう、みんな気功師なんだよ」
そう言われたのです。
気功の学びは「足す」よりも「手放す」こと
この言葉の意味は、単に「練習しなくていい」ということではありません。
そうではなく、私たちは本来、生まれながらにして気を感じたり、気を扱ったりする可能性を持っているということです。
一般的な学校の勉強では、自分が知らないことを外から学び、知識を増やし、技術を身につけていきます。
つまり、外から何かを「足していく」学びです。
しかし、気功師としての学びは少し違います。
気功の学びは、むしろ自分の中にある余計な思い込みや不要な知識、緊張、執着を手放していくことが大切になります。
余計なものを手放していくことで、本来持っていた感覚や能力が自然に発揮されるようになるのです。
この話を聞いたとき、私はハッとしました。
一生懸命頑張ろう、勉強しよう、認められようと固くなっていると、それだけ体も心も緊張します。
体と心が緊張すれば、気の巡りも悪くなります。
そして何より、「自分は今、気功師ではない」という前提で学ぶことになってしまいます。
その状態では、せっかく学んでも受け取れるものが少なくなってしまうのです。
自己イメージがパフォーマンスを決める
心理学の世界でも、自己イメージがパフォーマンスに影響を与えると言われています。
自分が自分のことをどういう人間だと思っているか。
その自己イメージが、自分の行動や能力の発揮を大きく左右します。
たとえば、少し部屋の中を見回してみてください。
今、赤いものを探してみましょう。
赤い文字、赤いマーク、赤い服、赤い小物。探そうとすると、意外と身の回りに赤いものが見つかるはずです。
では次に、青いものを探してみてください。
青い服、青いファイル、青い座布団、青い紐、青っぽく見える血管など、今度は青いものが目に入ってくると思います。
ここで大切なのは、青いものを探しているときに、赤いものは目に入っていたはずなのに、意識には上がってきにくくなるということです。
視覚情報としては、赤いものも目に入っています。けれど、意識が青に向いているため、赤いものを無意識に無視してしまうのです。
これは、気功の学びでも同じです。
「自分は気功師だ」と思うと見える世界が変わる
「自分はすでに気功師だ」と思っている人と、
「自分はまだ気功師ではない」と思っている人では、
同じものを学んでいても、見えている世界が変わります。
「自分は気功師だ」という自己イメージを持っている人は、気功師として成長するために必要な情報や感覚を受け取りやすくなります。
先生の言葉、実践中の体感、相手の反応、自分の身体感覚。
そういったものが、自然と認識に上がりやすくなるのです。
一方で、「自分はまだ気功師ではない」「能力がないから、これからテクニックを増やさなければいけない」と思っていると、気功師として必要な情報を見落としやすくなります。
向かっている先は同じでも、意識状態が違うのです。
だからこそ、気功師を目指すなら、まずは一時的にでもいいので、
「自分はもう気功師なんだ」
と勘違いしてみることが大切です。
勘違いが能力を引き出す
「自分はすでに気功師だ」と思うことは、単なる思い込みではありません。
それは、自分の中に眠っている感覚や能力を引き出すための入口です。
私自身も、師範代の先生から「みんなもう気功師なんだよ」と言われたことで、心を大きく動かされました。
「ああ、そうか。自分は気功師なんだ」
そう思うようになってから、学びの入り方が変わりました。
実際に、まだ3か月も経たないうちに、膝が変形して痛みを抱えていたおばあちゃんに手をかざしたところ、痛みが楽になってとても感動された経験もあります。
もちろん、これは私だけの話ではありません。
生徒さんの中にも、「自分はすでに気功師なんだ」と思って練習を始めたことで、自分には相手に施術できる力があるのだと気づかれる方がいます。
そして実際に、相手に気の体感を与えたり、体が楽になったと言われたりすることが起きてきます。
その土台にあるのが、最初の自己イメージなのです。
まずは心の中で「自分は気功師だ」と語りかける
では、具体的に何から始めればいいのでしょうか。
まずは、自分自身に対して心の中で語りかけてみてください。
「自分は気功師だ」
「自分には、気を感じる力がある」
「自分には、人を癒やす力がある」
このように、自分の内側に向かって言葉をかけていきます。
最初は違和感があるかもしれません。
けれど、その違和感があってもかまいません。
大事なのは、「自分はまだできない」という前提から、「自分にはすでに可能性がある」という前提に切り替えていくことです。
自己イメージが変わると、学び方が変わります。
学び方が変わると、受け取れる情報が変わります。
受け取れる情報が変わると、実践の結果も変わっていきます。
技術より先に、自分の状態を整える
気功師を目指すとき、多くの方は技術やテクニックから入ろうとします。
「どんな手の形をすればいいのか」
「どんな呼吸法をすればいいのか」
「どんなやり方で施術すればいいのか」
もちろん、そういった技術も大切です。
しかし、本当に大事なのは、その技術を受け取れる自分自身の状態を整えることです。
心と体が緊張していて、自分には能力がないと思い込んでいる状態では、どれだけ技術を学んでも遠回りになってしまいます。
反対に、「自分はすでに気功師だ」という自己イメージを持ち、心と体を開いた状態で学ぶと、気功の感覚や技術を吸収しやすくなります。
だからこそ、気功師になるための最初の一歩は、外側のテクニックを増やすことではありません。
まずは、自分自身の前提を変えることです。
気功師になるには、すでに気功師として学び始める
気功師になるには、何から始めればいいのか。
その答えは、まず「自分はすでに気功師だ」と勘違いすることです。
自分はまだ気功師ではない。
まだ能力がない。
もっと頑張らなければいけない。
そう思いすぎると、かえって本来持っている感覚や能力にフタをしてしまいます。
反対に、
自分はすでに気功師である。
自分には気を感じる力がある。
自分には人を癒やす可能性がある。
そういう前提に立つことで、気功師として必要な情報や感覚を受け取りやすくなります。
気功の学びは、単に知識や技術を外から足していくものではありません。
余計な緊張や思い込みを手放し、本来の自分に備わっている力を発揮していく学びです。
もしあなたが、気功を単なる興味で終わらせるのではなく、人を癒やせる力として体系的に学んでいきたいと思うなら、まずは今日から心の中でこう語りかけてみてください。
「私は、すでに気功師である」
その自己イメージが、あなたの気功師としての第一歩になります。
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