こんにちは。Sun気功ヒーリングスクールの坂本佳基です。
「気功をすると寿命が減る」。こんな話を聞いたことはありませんか?
実はこれ、気功を学びに来られる方から、本当によくいただくご相談なんです。
先に結論をお伝えします。気功をやること自体が、寿命を削るわけではありません。
外の気が入らない体のまま、自分の気だけを使ってしまう。そうすると、削れてしまうんです。
今日はこの違いをお話しします。
「気功=自分の気を使うもの」という思い込み
気功というと、自分の中の気を出して使うもの。だから使いすぎると減ってしまう。そんなイメージを持っている方が多いと思います。
これは、半分は合っています。自分の気”だけ”でやっているなら、本当に減ってしまうんです。
日本語でも「気を使う」と言う
日本語でも「気を使う」と言いますよね。
人と向き合うお仕事のあとで、どっと疲れる。その根っこも、同じところにあります。
ただ、ここで見落とされていることがあります。気には、「減る側」と「入ってくる側」の2つがあるということです。
師・張先生から聞いた話
私の師である張先生から聞いた話です。
中国の有名な気功の先生が日本に来られたとき、ある武術家の方がいました。その方は何かのきっかけで、気功で人の症状を改善できるようになっていたそうです。
張先生はその方に、何度も注意しました。
「あなたが使っているのは内気。正しい気の使い方を学ばないとだめですよ」
それでもその方は施術を続け、亡くなってしまいました。
怖がらせたいわけではありません。気功が悪いのではないんです。どの気を使っているか。ここを知らないまま続けてしまったんですね。
先天の気は「貯金」、外気は「毎日の収入」
内気=先天の気+後天の気
まず、先天の気。親や先祖から受け継いだ、生まれ持った気です。これは「貯金」のようなもので、使えば減ります。
そこに、食べ物からいただく水穀の精微と、呼吸で取り込む気が加わります。これが後天の気です。ここまでが、体の中の気=内気です。
外気=宇宙空間すべてに遍在している気
一方、外気は、宇宙空間すべてに遍在している気です。こちらは減ることのない、いわば「毎日の収入」です。
収入が入らないまま使い続けたら、どうなるでしょう。貯金を切り崩すしかありません。
これが、「気功をすると寿命が減る」と言われることの正体です。
外気が入らないまま続けるとどうなるか
どっと疲れる・心が病んでいく・偏差
外気が入らないまま気功を続けると、自分の気を使うことになるので、どっと疲れてしまいます。
精神的に不安定になり、心が病んでいく人もいます。
また、偏差といって、陰陽のバランスを崩してしまう人もいます。
気功をやめても、休んでも、入ってこない体はそのまま
疲れの本当の原因は、気功そのものではありません。「入ってこない体」のほうにあるんです。
「じゃあ、気功をやめればいい」「よく休めばいい」と思われるかもしれません。
でも、それでは入ってこない体はそのままです。お仕事でも、ご家族のことでも、私たちは毎日気を使います。貯金は減り続けてしまうんです。
分かれ道は「外の気が入ってくる体」かどうか
気功が寿命を削るのではありません。外の気が入ってくる体かどうか。分かれ道はここなんです。
回復の早さとして表れる
入ってくる体になると、何が変わるか。
もちろん、日によって多少の前後はあります。それでも、朝起きたときが軽い。疲れても回復が早い。気持ちが落ち込んでも、持ち直すのが早い。
逆境に対して、しなやかに戻ってこられる。それが回復の早さとして表れてくるんです。
貯金を切り崩す気功から、満ちていく気功へ
実は私自身も、開業したばかりの頃は、遠隔をした翌日にぐったりして動けないほどでした。まさに、自分の気だけを使っていたんですね。
自分の気を消耗せずに、外の気が自然と入ってくる体を育てていく。
貯金を切り崩す気功から、満ちていく気功へ。





