自分に合う仕事や職業について考えたことはありますか?
今回の動画では、本当の意味での成功とは何かがわかり、幸せな人生を歩む為の自分に合った使命や職業がわかるようになります。
その結果、人に喜ばれ感謝されながら、自らも成功して世の中に貢献し、充実したライフスタイルを歩めるようになります。
そのためにはまず職業とはなにか?
お金稼ぎとは何か?
について共通の理解が必要です。
ここを見誤ると自分を見失ってしまいかねません。
職業のゴールとファイナンスのゴールの関係性
自分に合った仕事を見つけるときに大前提押さえておかないといけないことがあります。
それはお金稼ぎと仕事をごっちゃにしないことです。
ほとんどの方が、自営業や経営者を含め、会社の目的は利益の最大化と考えているようです。これは明らかに誤りです。なぜなら会社の粗利益はお客さんが喜んで商品を買った対価としてのお金だからです。
もっと簡単に言うとお客様が幸せにならなければ会社は利益を出すことができないからです。
マネジメントの著者ドラッカーは、「企業の目的は顧客の創造である」といっています。顧客の創造とはつまり、市場にある潜在的なニーズを満たして幸せにするということです。お金稼ぎの思考の人には考えもつかないマインドです。
職業とファイナンス活動を分けて考える
顧客の創造を目的として、ではその為の商品開発や市場開拓に資金が必要となるのでファイナンス活動が発生すると言う因果関係なのです。このマインドをひっくり返してしまうと本末転倒です。
例えばミュージシャンになってお客さんに楽曲を通して幸せで豊かな人生を送ってもらうことをゴールにしている人がいるとします。
こう言う人たちはちゃんと自分の職業とファイナンス活動を分けてます。バイトで稼いだお金で機材や楽器を買ったり自費でCDを製作しています。売れてきたらバイトを辞めて職業だけで十分生活に困らない程度の生活水準になります。
自分が他人から止められてもやりたいことには、趣味というものもあります。これは職業ではありません。
ミュージシャンも自分で好きでやっていることだと思いますが、音楽が人の役に立たなかったらそれは趣味です。職業になる瞬間というのは相手の役に立った瞬間その活動は職業になります。
ミュージシャンになることを職業のゴールにするのであれば、それは趣味であってはならないわけです。スポットライトはお客さんです。お客さんのために楽曲を各活動がビジネスや職業となるわけです。
もし楽曲が売れなくてお金に困り、お金稼ぎのためと割り切って、楽曲を提供するのはなんの問題もないと思います。
自分がちゃんとファイナンス活動として認識していればいいわけです。そして職業としての楽曲は別に作るという理念やポリシーは保持できます。もちろんファイナンス活動が株や投資でもいいですし、死体洗いでもいいのです。
問題なのは、日々の業務などをファイナンスと職業別々に考えることができておらず、一緒くたにして自分を見失ってバカな活動をしてしまうことなのです。
ビジネス活動はお客さんを幸せにする活動でないと潰れてしまう
それではファイナンスの話は脇に置いて、職業について考えてみましょう。
経営者で合っても従業員であっても、ビジネス(職業)という行為に参加しています。どんな会社がビジネスとして生き残っているかというと、冒頭でも言いましたが、お客さんを幸せにしている企業です。
あなたが何か商品を買ったことを思い出してみてください。なぜそれを買ったのでしょうか?
またあなたはその辺に落ちている草を売っているお店にお金を出して買いますか?
なぜ私たちが商品を買うのかといえば、手元にそのお金を持っているよりかは相手にこのお金を渡した方が自分の欲望が満たされたり幸せになるからです。
自分より上手にお金を使ってくれると認識したからあなたはお金を払っているのです。
ということは、あなたが職業について考えるとき、自分に合う仕事を考えるときは、自分が相手に何を提供してあげられるかということになってくるのです。
過去の記憶を棚卸して人の役に立ったことを思い出してみる
ではどうやって自分に合った職業を見つけるかの実践ワークの紹介です。
過去あなたが人に喜ばれたことはなんですか?
ありがとうと言われたことはなんですか?
すごく上手だね、といってもらえたことは何ですか?
このように自分が相手の役に立った記憶は、あなたの才能が市場価値としての厳選になります。ワークをやっている間に本来の自分がやりたいと思っていることに気づけます。
人類は人の幸せを自分の幸せであると感じられる脳機能を備えている
そもそも我々人類は、自分の幸せは一時的なもの、刹那的なものであることを十分理解しています。世の中で成功と呼ばれていることも一時的なものです。本当の幸せとは、成功ではなく『奉仕』によるものです。
相手が幸せになるお手伝いをできたときに充実感は生涯にわたってかなり永続的に記憶に残ります。
何者にも代えがたい経験です。これがドーパミン体験となってまた他人を救いたくなる。もちろん簡単に他人を幸せへと導けるものでもありません。だからこと挑戦しがいがあり、充実感や幸福感が長期的なものとなるのです。
私が診ていた患者さんに言われた一言で、もう仕事を辞めてもいいと思った言葉があります。一所懸命、その人のためにやったことが、失敗に終わったり逆に悪化させてしまったこともありました。
それでも私の治療を望み、応援してくれた患者さんが、わたしが仕事をやめるときに
「あなたに出会えてよかった」といってくださいました。
それだけでなくちょうど結婚することになっていたので、結婚祝いをいただきました。
とにかく涙が止まりませんでした。
自分の不甲斐ない治療の記憶ばかりが蘇り、申し訳ない気持ちとともに、一所懸命丁寧に丁寧に対応してきて、指一本でも良くなってもらおうと治療してきて記憶も同時に思い出しました。
うまく文章では表せません。
とにかく嬉しかったのです。そして患者さんの人間性に尊敬の念を抱きました。
自分は自分のままでいいんだ。そのままで誰かの役に立てる。そしてこの上ない幸せな人生を歩んでいけるんだと気づきました。
昔母親が、自分の両親やお世話になった人たちのことを話しながら「いつ死んでもいい」といっていたことを思い出します。その気持ちが少しわかるような気がします。