西洋では温痛覚を司る受容体が脳へと情報伝達しているなどで説明していますが、
東洋医学では痛みの原因をどのように考えているのでしょうか?
東洋医学のバイブルである黄帝内経(こうていだいけい)から読み解いていきます。
黄帝内経から痛みの原因を解説!
中国の古典に黄帝内経があります。
気の理論が体系だてられたこの書には痛みの原因についても言及されています。
ポイントは二つで「不通則痛」と「不営則痛」です。
シンプルですが気の世界を端的に表し、
痛みの原因を読み解くための重要な概念です。
気が滞るか不足するかのどちらかで痛みが出ると言うのです。