ぷるぷる気功の時によくある質問で
「どうして親指を労宮でおさえるのでしょうか?」と聞かれることがあります。
今回の記事ではその理由がわかります。
理由がわかるだけでなく、いかに論理的でない理由であっても、身体が健康へと導かれてしまう科学的な理由まで話をしました。
神秘思想など好きな人も毛嫌いしている人も、あるいは宗教が嫌いな人も好きな人であっても、今回の話を理解することで、フラットな目で物事を見るためのヒントが得られるはずです。
ぷるぷる気功の時に親指で労宮をおさえる理由
ぷるぷる気功とは、体を微振動させてツボや経絡の機能を整える秘伝中の秘伝と言われている気功法のことです。
ぷるぷる気功の時には必ず親指で「労宮」をおさえます。「労宮」から気が出入りしていると考えられているので体に必要な気が外に漏れないようにツボをおさえるのです。
気の出入りで有名なツボは額や目、足裏などあります。
昔霊柩車が目の前を通るときは「親指を隠しなさい」と言われたことはありませんか?それは実は「労宮」をおさえて死後の世界に自分の気が持って行かれないようにしているというのです。なんてオカルト的なのでしょうか(笑)
オカルト思想が役に立つこともある
しかし、本人が本気で確信していれば、身体現象にまで影響を及ぼすことが科学の世界では知られています。医療の世界ではプラシーボ効果です。本当は砂糖の錠剤なのに「この薬はよく効きますよ」と信頼の置ける医者に言われると、実際に信じて身体が健康になるというものです。
現代では薬品の効果を純粋に知るためにプラセボ群とそうでない群とに分けて研究されたりしています。逆向きのノーシーボ効果というものもあります。「自分が不健康だ」と確信していればそうなるというものです。
ですからたとえ論理的でなくても、オカルト神秘思想であっても、それを確信していれば体が良くなる。逆向きも然り。「病は気から」という言葉があるくらいですから、日本人はプラセボ効果とノーシーボ効果を感覚的に理解していたのかもしれませんね。