末期ガン患者さんが実践していた疼痛緩和のための呼吸法

癌の患者さんにとって、
辛いことといえば、
疼痛です。

この痛みさえなければ、
闘病生活がもっと楽になるのに、
と考える方が普通だと思います。

現代医学では強力な鎮痛剤を使用しています。
それで痛みはある程度減りますが、
やがて薬の効果なくなってきます。

これは家族や医療従事者の人は理解できるかと思います。
痛みを訴えている人間を前にして、
いったい何ができるのだろうと悩む方も多い思います。

実はこの痛みが呼吸法だけで改善するケースをいくつか見たことがあります。

その呼吸法というものと伝えたいと思います。

・吸うこと、吐くこと、だけに意識を集中する

私が見ていた患者さんは、
夕方から夜、
あるいは夜中に疼痛を訴える方が多くいました。

「先生、何か痛みを止めるいい方法はないかしら?」

と質問された時に答えた方法が、

「吸うこと、吐くことだけを観察してください。」

というのものでした。
そうすれば楽になりますよとお伝えしました。

患者さんは安心したかのようにその日の夜に実践することを約束してくれました。

次の週に患者さんのところへお邪魔した時に、

「呼吸法を実践したら痛みが消えたわ」

と喜んでおられました。
しかし、
私が伝えた内容とは若干違っていて、
患者さんのアレンジが加わっていました笑。

・2秒吸って、2秒吐く

2秒吸って2秒はくというのは、
その患者さんが発見した方法です。

2秒でも4秒でもいいのですが、
自分が呼吸していて心地よいリズムであることが重要です。

仮にあなたが2秒吸って2秒吐くリズムが早いというのであれば、
もう少し秒数を伸ばしてもいいでしょう。

2秒吸って4秒吐く、
という方法でも構いません。

この方法を夜寝る前などに実践することで、
睡眠の質も上がりますし、
不思議と痛みも緩和されてきます。

・たかが呼吸、されど呼吸

私がみていた患者さんは、
寝たきりで、
自立した生活が困難でした。

寝たきりの方は、
心肺機能が著しく低下していきます。
その機能の低下を緩やかにするだけでも、
本人にとってはとても楽になるのです。

決して医師や医療従事者、
介護者やご家族の方の目線で見てはいけません。

健康で何不自由なく生活できる人は、
自分が病気であるということを意識していないはずです。

逆を言えば、
病気の人は自分が健康であると意識してないはずです。

寝たきりの方は、
自分が普段から目一杯呼吸しているという意識があまりありません。

私がやったことは、
普段意識に登りにくいものを意識に上げただけなのです。

これが非常に大切です。
意識して呼吸している人にとって、
呼吸はたかが呼吸なのです。

意識していない人にとってはされど呼吸なのです。

 

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