家族であったり友人であったり身近な人に対して気功治療をやってみたい、と考えている方に、とっても簡単な気功治療のやり方をご紹介したいと思います。
重篤な疾患を抱えている方は、プロの方がやってあげた方がいいので、ここでは、ちょっとした症状のある方にやってあげる気功治療の方法だと思っていただければいいかなと思います。
ポイントは「触れること」と「リラックスする」こと
労宮というツボが手のひらの真ん中にあります。だいたい薬指の付け根のちょっと下あたりにあります。
身体中にはたくさんのツボがありますが、特に労宮は気が出入りしている場所として有名です。
霊柩車が通る時に親指を隠すのは、労宮から気が邪気の世界に持って行かれないようにするという理由だからなのです。もう今の時代では「親指を隠しなさい」と言われることもないとは思いますが^^;
また、手のひらは「たなごころ」と言われています。心に思い描いていることが手のひらから伝わってしまうのですよ。
ですので労宮同士を合わせると気功治療ができます。お互いの気が交流するのです。
一方プロの気功師は宇宙の気を使って労宮から気を出して患者さんを施術します。一日に何人やっても気が消耗することのないように自分の気をなるべく使わないように特別な訓練をするのです。でも訓練さえすれば誰でも数ヶ月で立派に気功の達人のように気功治療できますよ。
話を方法論に戻しますと、手を握る、触れるということが実はヒーリングになります。肌と肌が触れ合うだけでも、愛情ホルモンというオキシトシンが出ていると言われています。このホルモンが分泌されると体も健康になるのです。
気の話で言えば、できれば質のいい気をあげた方がいいので、息を吐きながらリラックスしてみてください。そうすると心地よい気が出るので、気功治療される相手は眠たくなってくると思います。
ただ初心者の方は、自分の気(内気)を使ってしまいがちですので、気を入れる時間は5分ぐらいにしてください。
以上が簡単な気功治療のやり方ですので、気軽に実践してみて相手に喜んでもらえるようにやってみましょう。まずは家族や友人にやってあげてくださいね。