最近は気功に興味を持たれる方が多く、
日本でもまたブームがきそうな予感です。
鍼灸や整体なども、
現代においては不思議な世界なのですが、
気功は相手に触れることなく病や症状に良く効くという不思議な世界です。
さらには、
遠く離れた人にも気を送れるという、
気功の中でも最も不思議な世界が遠隔気功ヒーリングです。
「遠隔ってどうやってるんですか？」
という素朴な質問をよくいただくので、
今回はその質問に簡単に答えたいと思います。
方法論よりも、如何に気功を信頼しているかどうか
気を出す方も気を受ける方も、
気の力を信頼していないことには対面施術でさえも成り立ちません。
気の力を信頼していなくても、
お互いにラポールを形成していないと遠隔気功も成り立ちません。
そして、
受け手側が気を信頼しているかどうかよりも、
最も重要なのは、
気を出す方が気の力を確信しているかどうかです。
「意念」
気功を実践する上では意念というものが大事です。
意念の「意」はイメージを思い描くことであり、
意念の「念」は集中力を意味します。
気功師はそれぞれに気の世界というものを持っています。
気の世界をしっかりとイメージし、
それを気功師なりに体感することができます。
これはいくら言葉で説明しても体感するしか方法がないので、
しっかり気功の練習をして、
日常生活にまで気功を落とし込んだ気功三昧生活を設ける必要があります。
上手な気功師はみなさん必ずこの過程を経ています。
そうやって「意念」のパワーを確実につけていきます。
「意念」は強ければ強いほど相手にそのイメージが伝わりやすいという性質があります。
相手が健康になったイメージを気に乗せて送れば、
簡単に健康になってしまいます。
実はこれが遠隔気功そのものです。
簡単でしょ？
みんな、全てが、つながっていて、同じものである
地球や人体は、
ほとんど水でできていることはよく知られています。
仮に私達が知っている宇宙が全て水中にあると思ってみてください。
そうすると、
あなたが発した言葉や仕草や行動が、
波紋のように宇宙全体に響き渡ります。
「ありがとう」という言葉は、
宇宙全体に広がっていき、
あなたにも返ってきます。
あなたが嫌いな人にも、
あなたが好きな人にも、
あなたが知らない人にも、
波動は伝わっています。
あなた自身も、
様々な人の波動を受け取っています。
これが、
みんな全てが繋がっていて同じものであるということです。
なんとなく理解できますかね？
水じゃなくても、
量子や素粒子やダークマターで繋がっていると考えてもいいです。
宇宙は必ずなんらかの物質が消えては現れており、
完全な真空状態というのは作り出せないということが、
理論的にわかっているようです。
仮に真空状態を科学的実験で作り出せたとしても、
プランク秒（１兆かける１兆かける１０億分の１秒）という、
とてつもなく短い時間経でなぜか物質が真空管の中に現れてしまいます。
私たちの身の回りには、
波動を伝える媒体が必ずあります。
台所の片隅にもあるし、
トイレにもある、
ということはどこからでも気は宇宙全体に届かせることができるということです。
遠隔気功を行うときは、
このような世界観を持つ必要があります。
みんな繋がっている、と「意念」すること
この二つが気功を行う上で前提条件です。
この二つをしっかりと臨場感を持って行うことそのものが、
遠隔気功の方法論そのものなのです。
あとは細かい体の使い方や意識の仕方や、
具体的にどう意念すればもっと効果が出るか、
などがたくさんありますが、
それは気功を実践していく中で自分で発見して、
自分で身につけていくものです。
必ず自分なりの気功の方法論が見つかります。
そういうものです。
詳しい気功の方法などは、
気功教室や気功師養成クラスに参加していただければと思います。
でも今回話した内容が全てと言っても過言ではありません。
気功はみんなできて当たり前なのです。
