結界というと、オカルトチックに聞こえるかもしれませんが、私の生徒さんでお遍路さんがいらっしゃるのですが、四国の結界を感じるようです。
日本人であれば、神社に行くと神社の殺伐とした体感温度が下がるような感覚として気の結界を感じられると思います。
つまり気の結界というのは存在するのです。
今回紹介する歩きながら行う気功法で少しでも気の層やバリアのようなものを肌で感じていただければと思います。
歩きながら気の結界を作ってみよう!
気功の世界では、本質的には気の巡りさえよくなれば気の結界やバリアといったものができます。
東洋医学では『衛気』といって、体表を巡っている気のことを呼びます。
これを歩きながら気の巡りを良くして結果的に気のバリアができるのですが、やり方はとても簡単です。
左足をかかとから踏み込んだときに鼻から二回息を吸い込みます。続いて右足をかかとから踏み込んだときに鼻から一回息を吐きます。この歩きながら行う気功法は郭林気功として知られています。
さらにこれに少しアレンジを加えます。郭林気功では手のひらは地面を向いています。ては体の外側を向いているのです。ですが張式の気功では、手を内側に体側に向けて行功を行います。
このときに『関元』と『風市』に気を入れます。10分ほど続けていれば気が充実してくる感覚がわかってきます。ツボの位置は正確にわからなくていいので体に向かって気を入れてあげれば大丈夫です。
手のひらが温かくなってきたり、ビリビリしてきたりすると、もう気の結界ができています。
ここからは上級者に向けてのやり方を紹介します。
そのやり方は実に簡単で、星や宇宙から気をいただいているイメージをします。これだけです。実際に夜空の満天の星空の下で行うと臨場感が上がると思います。自然界の気を取り入れることにより、自分のポテンシャル以上の気を感じることができるようになります。
まとめ
- 左足を踏み込んだら鼻から二回息を吸う。続いて右足を踏み込んだら鼻から一回息を吐く。
- 手のひらから『関元』と『風市』に気を入れる。
- 手のひらが温かい、ビリビリする感覚があればもう気の結界ができている。
- 夜空の満天の星空の下で行うとより良い。
あまり難しいことは考えずに無の境地で淡々と行うほうが効果は高いです。
何か参考になれば幸いです。