免疫力と聞いて、
あなたはどんなイメージを持ちますか?
自然治癒力を発揮するには欠かせないもの、
風邪をひかないようにするためのもの、
あるいは、
ガンに打ち勝つためのもの、
などなど、
言い方や表現は違えど、
なんとなく健康には欠かせない要素ではあるようです。
免疫力の要である白血球
免疫力とは、
読んで字のごとく、
病から免れる力、
と書きます。
では、
私たちはどのようにして病から免れているのでしょうか。
私たちの体の中には様々な種類の細胞がありますが、
その中でも免疫力と深い関わりのある細胞は白血球です。
白血球は、
体に入ってきた細菌や病原菌などをすばやく察知し、
あなたの体に危害が加わる前にその病原菌を食べてくれるのです。
これを貪食(どんしょく)といいます。
実はこの貪食する力のことが免疫力なのです。
白血球がしっかりと貪食してくれているおかげで、
病気にかかりにくい体になるのです。
そしてこの白血球の貪食力が上がる環境というものがあります。
言わずもがな、
私たちは、
お腹がすくと食欲がわきます。
白血球もお腹がすくと貪食力が上がるのです。
白血球はあなたの血液中を泳いでいるので、
血液から栄養をもらっています。
つまり、
血液中の栄養が少なくなった時に白血球の貪食力が上がります。
あなたの栄養が少なくなると、
あなたの血液中の栄養も少なくなります。
そうなると白血球もお腹が空いて貪食力が増すのです。
あなたが空腹になった時、
白血球も空腹になり、
あなたの免疫力が上がるのです。
もう一つは、
体が温まった時に貪食力が上がります。
風邪をひいた時には熱が出て体温が上がり、
白血球が活発に活動するのです。
熱が出た時は、
「やったー!」
と思ってください。
白血球がようやく活動できるようになったのですからね。
間違っても解熱剤を飲まないようにしましょう。
白血球をいじめないでね
さて、
免疫力を上げるには、
・空腹になる
・温める
この二つであるということが理解できました。
ここで抗ガン剤について考察していきましょう。
抗ガン剤はガン細胞を攻撃する薬です。
ガン細胞だけを攻撃してくれれば話はわかるのですが、
正常な細胞も一緒に攻撃してしまうのです。
これでは、
正常な白血球の数も減ってしまい、
免疫力は下がり、
結果としてガンは治りにくくなってしまうことが分かるかと思います。
白血球が免疫力の要だということがわかっているあなたなら、
なぜ抗がん剤を使うのか甚だ不思議だと思うのではないでしょうか。
白血球の活動が活発になるようにすることこそが、
本来の治療法です。
活白血球剤などを作っていただるとありがたいですね。
気功は体も温めるし、空腹を感じにくくしてくれる
あなたが自分の病気を治すには、
・空腹になる
・温める
だけでいいのです。
とはいうものの、
いつも腹八分なんて人生味気ないものでしょう。
夏は冷えたビールも飲みたいでしょう。
宴会や結婚式などの時はたらふくおいしいものを食べてもいいでしょう。
その次の日はジュースだけで断食するなど、
バランスを取ればいいのです。
あと、
気功を実践すると、
不思議と食欲のコントロールもできるようになります。
ぷるぷる気功を実践すると、
翌日はそんなにお腹が空かないのです。
少し養生気功をサボると、
なんだか無性に腹が減ってきたりします。
気功を実践することで、
空腹ではあっても、
精神を取り乱すほど空腹感を感じることはありませんし、
体温もあげてくれます。
つまり気功の実践で、
空腹感を長い時間平気で保てる上に、
運動による体温上昇効果もあります。
よって免疫力が上がるということになるのです。
免疫力を上げるたった二つのこと、
・空腹になる
・温める
この二つを、
気功を実践するだけで実現できてしまうわけです。
気功はきっとあなたの強い味方になりますよ。
そして気功は、
あなたのもともと持っている生命エネルギーを高めているのであって、
病気を治しているのはあなた自身にもともと備わっている自然治癒力なのです。
その偉大なるパワーに日頃から感謝することを忘れないようにしてください。