邪気の本質を理解することでわかる遠隔ヒーリングのコツ

遠隔気功やヒーリングを学ぶことは、今はネットで検索すれば誰でも方法論を学ぶことができる時代となりました。

ただそのコツを掴むのは難しいと感じておられる方もいらっしゃるかとおもいます。

体感してみないとわからないのが、目に見えない世界が抱える矛盾でもあります。

教える側としてもそのコツを一人一人理解してもらうのは、その人にあった説明の仕方などが必要になるかと思います。

少しでも遠隔ヒーリングのコツがつかめる手助けとなれば幸いです。

邪気は本来悪者ではない

気功を少し学んだことのある方や、東洋医学を学んだことのある方なら「邪気」というものはご存知かと思います。

「邪気」とは一時的に気血が不足したり滞ったりしている部位のことです。もともとは正常だったという意味をも含みます。

なぜ邪気になったのかを理解する必要があるのです。

邪気になる理由は簡単で、邪気と呼ばれる部位以外に不調が生じたからです。

東洋医学では鼻水が出るという症状は、消化器、あるいは呼吸器の弱りから来ると考えます。

つまり消化器と呼吸器の弱りの結果、鼻水が出るという反応が起きていると考えます。ということは鼻水は枝葉にすぎず、そこが悪いのだと考えるのはナンセンスだと主張しているのです。

ですから遠隔ヒーリングも対面ヒーリングも同じことなのですが、いきなり患部に気を入れるという行為は、ちょっと意味がわかりませんよ、ということになるのです。なんでそんなところに気を入れているんですか?ということなのです。

言葉掛けも気功

ところで、気功というと非言語的な働きかけがメインであることはいうまでもありません。

ですが実際には、言語による働きかけも一緒にやったほうが効果が高いと思います。

日本語が通じない人は仕方ないかもしれませんが、言語を共有できるもの同士であれば、使わない手はないでしょう。

言葉掛けだけでも病が治癒へ向かうことはプラシーボ効果として知られています。

クライアントさんがゴールを達成することが重要なのですから、方法論にとらわれずに学ぶ意欲をもってさまざまな引き出しを持っておくことも大切でしょう。

私自身は気功のみならずコーチングや、心理学や脳科学など、あらゆるツールを利用してクライアントさんに働きかけを行います。ツールはその都度行き当たりばったりで選びます。

十人いれば十人違う説明になるのは当然です。一人一人に合わせてツールを選んでいくという姿勢こそが、臨床家あるいは教育者として気をつけるべきことであると思っています。

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