「何をやってもうまくいかない」
「何をしていてもやる気が出ない」
「何もかもがつまらない」
「死んでしまいたい」
人間は、
生きていれば一度や二度はこんな思いになる人がほとんどです。
あなただけではありません。
それが人間なのです。
問題は、
その思いを深く考えすぎたり、
悩みすぎた結果、
どこにも行き場所がなく、
一日中苦しい思いを感じてしまうことです。
その対処法はとっても簡単なのです。
今日はその処方箋を一つ提案してみたいと思います。
人間社会で生きることをやめてみる
具体的にはどういうことか、
を解説していきます。
あなたのお家でもどこでもいいので、
まずは座って一人になる時間を作ります。
次に、
一切やらなければいけない仕事や、
家事全般、
メールでの連絡や友達に伝えなければいけないこと、
くだらない妄想まで全部含めて、
全てをやめてみます。
「私は、この人間社会で何もしなくていい」
と思ってください。
「社会の役に立とうとしなくていい」
そう思ってください。
あなたは何もしなくていいのです。
全てから解放され、
晴れて自由の身です。
・仕事に行かないといけない
・上司に評価されないといけない
・愛想笑いしないといけない
・頑張らないといけない
・役に立つ人間でなければいけない
・宿題を提出しないといけない
そのような思いから自由になりましょう。
最初から上手にはできないので、
時間をかけてじっくり取り組みましょう。
これが人間社会で生きることをやめてみる、
という具体的な方法です。
少し余談になりますが、
宿題の答えを渡して意味あんの??
私は学生時代の頃、
宿題をしない、
勉強をしないロックな学生でした。
実際に提出はするのですが、
宿題の答えが渡されていたので、
その答えを写すだけでした。
これって宿題をしてないことと同じですよね。
勉強にもなっていません。
仮に本当に勉強が好きで宿題をやりたくて宿題をする学生がいたとしたら、
こう思っていたでしょう。
なんで宿題の答え渡すの??
私もそう思います。
宿題をしてなかったけどそう思います笑。
答えがわからないし、
自分で答えにたどり着くから問題を解くのが面白いのであって、
なんでわざわざ解答を宿題と一緒に渡すのか、
私には意味がわかりません。
学問は、
学問をやりたければすればいいのです。
この話は高校の時の話なのですが、
私がやりたかったことは筋トレでした。
ですので宿題や勉強をするために高校に行ったわけではなかったのです。
筋トレするために高校に行きました。
だから宿題や勉強はしないのです。
24時間トレーニングについて考えていました。
それが楽しくて仕方がなかったのです。
やりたいことをやるというのが、人間社会で生きることをやめるということ
やりたいことをやっている時間は、
他人の評価や、
社会の評価を気にしていません。
単純にやりたいからやる、
ただそれだけです。
面白いからやる、
ただそれだけのことなのです。
そこには人間社会で生きているという実感はなく、
自分の宇宙で生きているという感覚です。
そこまで行けばモチベーションがどうのこうの、
やる気がどうのこうの、
うまくいくとかいかないとか関係ありません。
そのような発想すら生まれないでしょうね。
人間社会でやらなければいけないことにエネルギーを費やした結果、
やりたいことができなくなり、
枯渇してしまっている状態が、
やる気がない、
うまくいかいない状態なのです。
ですからシンプルにやりたいことをやる時間を徐々に増やしていく、
これが一番シンプルな、
やる気を出す方法です。
やらなければいけないことは本当にやらなければいけないことなのか?
やりたいコト、
やらなければいけないコト、
というと、
どうしても行動するかしないかという次元で考えがちですが、
そうではありません。
例えば会社に勤めている人は、
会社に行かなければいけない、
と考えていますが、
本当はそうではないと思います。
会社に行かなければいけない、
は嘘です。
自分を偽っています。
え??どうして??
会社に行かなければいけない、
ではなく、
「会社でこのように振る舞う自分でいなければいけない」
が真です。
やらなければいけないと考えている自分をブッ壊す
もっと言うと、
他人軸という自分をやめるというコトです。
やる気が出なかったり、
うまくいかないというコトは、
そう考えている自分を見つめ直す必要があります。
厳密に言うと、
他人の評価で出来上がった偽りの自分なので、
本来ありたい自分の姿ではないので、
遠慮なくブッ壊してください。
自分を否定するのではなく、
他人軸で出来上がった自分を否定するのです。
自分を肯定するために、
他人軸の自分を否定するのです。
ちょっと小難しい話になってきましたね。
人生うまくこなしていく必要は全くない
頑張っている姿というのは、
他人の励みになったりしますが、
他人を励まそうとして頑張る自分がいたら、
そんな自分ブッ壊してください
本来は頑張りたくて頑張っているのであって、
他人が励まされていようが関係ないことです。
自分がやりたくてやっていることなのですから。
やる気を出そうとして、
人生うまく行かせようと思っといる自分がいたら、
そんな自分ブッ壊してください
気功は、他人軸をブっ壊していく作業でもある
「殻破ったね」
「一皮むけたね」
などの言葉が示す通り、
気功は、
無駄に染み付いた既成概念や価値観、
不必要な知識や過去の経験などを、
そぎ落としていく作業なのです。
学校は、
知識を身につけたり技術を習得したりと、
自分の皮や殻を作っていく作業です。
気功はその逆のことをやっていきます。
厳密に言うと、
本当に必要なシンンプルな事柄に気づいていくのです。
やる気の出ない人というのは、
情報過多になっており、
不必要な情報で脳がいっぱいになり、
あなたのCPUが限界を超えている状態なのです。
やる気が出るまで何もしない
つまりは、
休憩すればいいのです。
人間の体はありがたいことに、
休めば自然治癒力が高まり、
寝ている間に体の細胞を修復させ、
不必要な記憶を忘れさせてくれます。
やる気なんて本当は必要ないのですがね。
いろんな話をしてきましたが、
大切なことは、
① まずは全てを一時停止する
② 何もする必要がないと悟る
③ やりたいことだけをやる
④ やらなければいけないと考えている自分をブッ壊す
「死にたくてしょうがない」
ぐらいの方は、
①をずっとやり続けてください。
まずは人生をストップさせてみて、
自然と②へ向かう感覚がわかってきますので、
まずは一休みです。
おそらく③や④まで行くには数年かかるかもしれませんから、
気楽にやってください。