病気は神様からのギフト

病気を否定的な側面として捉える方は多いと思います。
病気はあなたを苦しめるし、
場合によっては死をもたらしてしまうのものです。
一般的には病気になりたくないから健康を維持するために、
あらゆる努力を積み重ねることでしょう。
それ自体はとても素晴らしいことであるし、
気をつけるべきことではあります。

病気は感謝するもの

病気に対してネガティブなイメージを抱きやすいのも、
否めないことなのかもしれません。
しかし、
少し視点をずらして考えると、
病気になったから生活習慣を変えたり、
食事に気を使ったり、
運動する習慣を身につけるようにしたりするものではないでしょうか。

病気があなたのライフスタイルを変える起爆剤となっていることも、
否めないと思います。

私は、
病気は感謝するものだと思って気功の施術にあたってます。
現代医学では、
病気をいじめているのが現状です。

癌を例に挙げてみましょう。
癌に対する現代医学の三大療法は、

・抗がん剤治療
・外科手術
・放射線治療

の三つが代表的です。
抗がん剤で正常な細胞と一緒に癌細胞をいじめ、
手術によってあなたという細胞を悪者のように排除し、
放射能をガンガンに当てまくる、
このよう粗い治療で、
大した成果も上がっていません。

なぜ大した成果が上がっていないのかは明白です。
感謝すべき癌をいじめているからです。
もともとはあなたという、
正常な細胞から生まれた細胞です。
何か伝えたいことがあって、
わざわざ目立つような細胞になって、
あなたの人生を、
生き方を変えてくれと、
メッセージを送っているのです。
まずはじめに、
病気に感謝することから始めるのです。

情報的なシステムである生命を、物理的にアプローチしても無駄

ここで少し生命について掘り下げて考えてみたいと思います。
生命はDNAから成り立っています。
あなたの細胞一つ一つを形成するための情報が、
らせん状の鎖のようなものに情報がいっぱい詰まっています。
それがDNAというものです。
細胞ができるためにはその情報が必要です。
ですから生命は情報的なシステムなのです。

ではどういったシステムなのでしょうか。
それは自然治癒力のシステムそのものであるということです。

転んで怪我をし、
出血したとしても、
すぐさまその情報を細胞間で伝達しあい、
出血を止め、
白血球が集まって菌の侵入を防ぎ、
死んだ細胞や瀕死の細胞の掃除などを行い、
細胞の修復を行います。

細胞自体にこの治癒力が備わっていますが、
その細胞を作り出すのは情報システムであるDNAなのです。
生物学や生理学、
あるいは病理学の創傷治癒の分野を学んだことのある方は周知の事実ではありますが、
情報的なDNAが細胞の修復に必要な情報を提供し、
無駄のない動きで粛々と細胞の修復に当たる生命現象は驚くべきことです。

この細胞が自分で診断し、
自然に治癒する働きが、
医者が存在するはるか昔から存在しているのです。
これらを治癒系と呼びます。
この治癒系をしっかりと働かせることが、
病気を治すのに最も効果的であるにもかかわらず、
その治癒系が備わっている細胞を現代医学ではごっそり切り取るのです。
愚の骨頂もいいところです!

これが情報的なシステムである生命に、
物理的にアプローチしても無駄であるという所以であります。

感謝や愛が治癒系を賦活させる

生命が情報的なものであるということがわかれば、
というかわからざるをえないのは、
心の状態も体と密接に関わっているという、
当たり前の事実だと思います。

病気になる人、
あるいは少し体調を崩した時のことを振り返ったりすると、
必ず精神的にネガティブな側面を観察するとことができます。
おそらくそこには、

・不安や恐怖
・心配事
・やらなければならい仕事
・プレッシャー

などなど、
愛や感謝の意持ちとは程遠い気持ちであったことに気づくはずです。
上記のような感情が治癒系を阻害していることが実感できるはずです。
であるならば、
治癒系を賦活させる二は、
感謝の気持ちを常に持つこと、
そして、
病気を神様からのギフトであると捉えることで、
治癒系が働き、
治癒へと向かっていくのです。

治癒系は目に見えるものではありません。
検査結果で見えてくるものではありませんが、
それはしっかりと存在しています。

気功はその治癒系を賦活させるために、
最高の手段となってくれるでしょう。

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