なかなか夜に寝付けなくて困ったことはないでしょうか?
不眠症で悩んでおられる方もいるかと思いますが、今回紹介する慈悲の瞑想を実践することで、不眠症が改善するだけでなく、神様が味方して、人間に愛され、人生のすべてがうまくいくようになる素晴らしい効果があります。
そもそも我々はなぜ悩んだりするのでしょうか?それは過去の記憶に囚われているからです。
囚われた記憶消すことができればいいのですが、生得的に我々は失敗を記憶しやすいような脳の仕組みが埋め込まれています。
この記憶を以下に書き換えていくかがポイントなのですが、寝る前に慈悲の瞑想を行うことで、慈悲の心を脳と心にインデックスすることができるので、毎日見るもの聞くもの起きる出来事に対してポジティブな捉え方をするような癖がついてきます。
現実世界をちゃんと見ている人はいない
人は過去の記憶を元に現実を見ているということが脳科学でわかってきたので、記憶を書き換えることで現実の見方が変わってくる、ということは冒頭でもお伝えいたしました。
映画マトリックスでは脳幹にインターフェースを差し込んでバーチャルリアリティーの世界でドンパチ格闘する映画です。(ファンの方説明が雑ですみません)
インターフェースから入力されてくる情報を元に現実世界を見ているわけですが、本当の現実世界よりも臨場感があり、場合によっては死んでしまうこともあるわけです。
これは映画の世界の話ではなくわれわれも、マトリックスの世界のようにインデックスされた記憶を元にフィルターされた世界をみています。
もしこの世界がハッピーな世界なら全員ハッピーだという認識になるはずなのに、現実にはハッピーなひともいれば、真面目な人もいるし、いろんなことに落胆したり不安になったりしています。
つまり私たち一人一人のリアリティーは、過去の記憶を元に判断したり考えたり選択行動しているのです。この記憶を書き換えることに成功するとリアリティーが変わるというのは科学の世界では受け入れられている事実です。
そして記憶が書き換えやすい時というのは寝る前なのです。受験勉強を経験したことがある方ならわかると思います。
夜に暗記したことが朝軽々と引き出すことができるのは、寝る前がインデックス化しやすいからです。長期記憶に残りやすいということですね。
慈悲の瞑想のご利益11
ではさっそく慈悲の瞑想を実践する前にそのご利益について押さえて起きましょう。
慈悲の瞑想の11のご利益のお経の中にしっかり神様から守られると記述されているのですが、正確には以下の内容です。
安眠できる
快適に目覚める
悪夢を見ない
人に愛される
人以外の生命に愛される
神々に守られる
火、毒、武器に害されない
心がすぐに統一する
顔色が明るくなる
明瞭な心で安らかに死ねる
現世で阿羅漢に至らなければ死後、梵天界に赴く
なんて素晴らしい内容なのでしょうか。今すぐにでも実践したい気持ちでいっぱいでしょう。
「生きとし生けるものが幸せでありますように」というフレーズを機械的でもいいので自分自身に語りかけるように行ってみてください。
ポイントは自分の体や細胞に向かって気をあげる感じ
あなたの記憶があなたの世界の全てであり、その中に一切の生命が存在しています。ですから自分自身に語りかけることで一切の生命に語りかけているということになんの矛盾もありません。一人一宇宙です。
神社に行っても慈悲の瞑想を行う
寝る前に行うのももちろんおすすめですが、上級編としては、ぜひ神社に行った時に神様に向かって慈悲の瞑想を行ってみてください。
これは強力です。
想像して見てください、あなた自身がいろんな人のお願い事を休みなく聞いて叶えていると。
とても大変でお疲れではないでしょうか?
そんな時にある人間があなたという神様に慈悲の気持ちで
「どうかご自愛くださいますように」
「神様にもどうか幸せが訪れますように」
ここからは実験です。どうなるかはあなたが確かめて見てください。
まとめ
- 悩んだりするのは過去の記憶に囚われているので、囚われた記憶を書き換える。
- 人は寝る前に考えたことや思ったことなどを長期記憶化しやすい
- 寝る前に慈悲の瞑想を行うことで、慈悲の心を脳と心にインデックスできる
- 結果的に毎日見るもの聞くもの起きる出来事に対してポジティブになる