霊感のあった気功師の方の話を元に、気功と霊感の関係について語りました。
霊感が身につくのか?オーラが見えるようになるのか?
気功で重要なのは霊感が身につくことではありません
よく坂本先生はオーラが見えたり霊感があったりしますか?という質問を受けます。
施術中や気功教室をやっているときは白い発光体が見えたりしますが、私自身は脳内の現象に過ぎないと思っています。
実際脳科学の分野ではRAS(ラス)という脳幹にあるフィルタリングシステムが発動して、今目の前にないはずのものを見せたりすると考えられています。
私もそうだと思います。なので霊感という現象は非常にドライな目で見ています。でも見えると楽しいですよね(笑)
霊感に困っていた気功師
気功師の先輩の人で霊を見すぎて困っていた人がいたのですが、気功の実践で霊が見えなくなって非常に助かったという話を聞きました。
逆に霊的な能力がなくなるパターンもあります。
しかし霊感があるとかオーラが見えるとかは気功をやる上ではあまり重要ではありません。
大事なことは、ハッピーに過ごせるかどうかです。
少し話が逸れるかもしれませんが、私が重要視している気功によって開発して欲しい能力は、「他人の考えがよくわかるようになる」ことだと思っています。
仏教では他人の心を知れるようになる心を手に入れることは、超能力でもなんでもなく、訓練次第でわかるようになると言っています。
思いやりの気持ちや相手を察する心は日本人は得意ですよね。
気功ではぜひ優しい心を育てて欲しいと思います。