気功師はみんな妖怪!?笑

昔々、
ある深い深い山奥に、
気功の達人と呼ばれる仙人がいました。
そこに、
気功を始めて間もないが、
とても練習熱心な若者が仙人を訪ねました。
若者は言いました。「先生!気功を早く習得するコツを教えてください!」仙人は表情一つ変えずにこう言いました。

「気功を早く習得したいという思いにとらわれることなく練習しなさい。さすれば上達は早い。」

数日が経ったある日。
若者は再び仙人のもとへ訪ねにいきました。
そして若者が興奮気味に言いました。

「先生!先生が言う通りにしたら、何か手にゴワゴワした感覚が出てきました!これが気ですか?上達したということですか?」

仙人は涼しい顔で答えました。

「そんなことにとらわれずに練習するのじゃ。さすれば上達は早い。」

数ヶ月がったある日、
ニコニコしながら若者は仙人のもとを訪ね、
こう言いました。

「先生!膝の痛い方に気功治療を施したらすぐに治りました!嬉しくて報告に参りました!」

相変わらず仙人は、
表情ひとつ変えず、
そして涼しげな顔をしてこう言いました。

「その嬉しさにとらわれることなく治療を続けるのじゃ。さすれば道は近い。」

それから若者は、
気功の達人と呼ばれ、
患者の列が途切れることはなかったという。
この若者は、
二度と仙人の前に現れることはなかった。

気功の練習を頑張ると、うまくいかいないパラドクス

 

気功を始めたばかりの時は、
頭で思考して、
気が上りやすくなります。
イメージする事が気功の方法でもあるので、
どうしても頭で考えることに陥りやすいのです。 たとえば、

「意識を丹田に置け」

といわれれば、
頑張っておへそのした辺りに集中してしまいます。
意識すればするほど緊張してしまい、
逆にお腹に力が入ってしまいます。お腹に力が入ってしまうと、
上半身の気と下半身の気がお腹の緊張で交流できなくなります。
すると上半身の気は行き場を失い上半身に滞ってしまいます。
気の作用には身体を温める作用があります。
しかし、
気が滞ってしまうと温める作用が働きすぎ、
熱化してしまいます。
すると上半身に熱がこもり、
頭ものぼせて頭でっかちゃんになります。 

お化けの気持ちになると気功の達人になれる!


ですから、
緊張しないことが ポイントとなります。
そこで緊張しないコツというのがありますので、
紹介したいとおもいます。 
意識する基本は、・淡く
・軽く
・なんとなくです。
人混みの中や、
緊張してしまいやすい時にこそ実践してみてほしいです。
今ここに、・淡く
・軽く
・なんとなく自分自身に意識を向けてみます。
自分は何者でもなく、
ただ在る、
という存在を感じます。
緩むことも忘れないように、
リラックスしていきます。
すると全身に気が巡っていくので、
お腹がポカポカしてきたり、
手足も温かくなってきます。 緊張している時は手が冷えますよね。
人によっては緊張して手が震えたりします。
緊張を解くことで気が巡り、
全身がポカポカしてきます。 あ、
ところで、
ゲゲゲの鬼太郎の歌知ってますか?
あれ最高です。
要はお化けの気持ちになれば自然と緩むのです。 
お化けになってみましょう笑。・朝出勤しなくてもいい
・学校も試験もない
・仕事もない
・自分すらないあなたは何もする必要がありません。
しなければいけない事などありません。
あなたは思考する必要もありません。
忙しいとか、
疲れたとか、
思ってもいいので、
それにとらわれないのです。
なんとなくそう感じてる自分を感じるだけです。
その思考自体に善悪のジャッジを下さないのです。
「それは虚無主義だ!ニヒリズムだ!」
という思いが出てきてもジャッジしないのです。
別にニヒリズムだろうがそうでなかろうがどっちでもいいじゃん、

そんな感じです。

・軽く
・淡く
・なんとなく

です。

何者にもとらわれないこと

社会通念というものは、
人間にとって都合のいいように作った答えのようなものです。
人間が存在する前から宇宙はありました。
答えなどないのです。
あなたが感じたままの世界が本当の世界なのです。
あなたにとっての正解なのです。
好きなように感じれば良いのです。

リラックスして感じてみてください。

ちなみに昔の武士の子供は、
精神を鍛えるために、
ちょうちん一つで墓場へ行くように訓練していたようです。
いわゆる肝を鍛えるってヤツです。
恐怖体験の中でいかに自分の心を不動のものにするかを鍛えていたのです。
武士は死と隣り合わせにあった時、
己の刀で身を守ります。
恐れの心のままでは、
太刀など振るえません。
平常心でいることが大事なのです。
気功の修行も同じです。

緊張する時にこそ緩む練習をしておくと良いでしょう。
また、
普段から緩む実践をコツコツと実践することで、
緊張する場面でも、
緩めるようになります。
継続は力なりです。

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