東洋医学、中医学には4つの診断方法があります。
・望診
・聞診
・問診
・切診
この4つを総称して四診と言います。
これら4つは全て人間が人間に向けて行います。
さて、
我が国ニッポンでは、
現代医学が主流となっています。
明治維新によって西洋化し、
アメリカGHQによって日本社会はパーフェクトに西洋的な文化となっていきました。
その影響は医療にも及びました。
もともと現代医学は軍事医学として利用されてきた背景があります。
治療法としては、
兵士が一刻も早く怪我を治し、
すぐに前線に戻り戦うことができればいいわけです。
即効性や即時性が重要視されます。
戦争で使う医療として現代医学は抜群に力を発揮します。
当たり前の話ですが、
あなたは戦争に行くために医療を受けているわけではありません笑。
即効性や即時性というよりも、
自分自身で健康を維持していけるかが重要です。
となると、
自然治癒力をあげるという方法が一番いいのです。
もともと備わっている自然治癒力をあげる文化であった日本は、
明治維新やGHQによって自然治癒力を下げてしまう生活習慣となってしまいました。
また、
医療機器による検査及び診断が主流となっており、
日本で使う検査機器はアメリカが作ったものが殆どです。
ちなみに日本の医療機器を作る技術はアメリカよりも優れており、
その技術力を高く評価している国は、
アメリカと敵対しているキューバなのです。
実際にキューバの国では日本製の検査機器を使っています。
病を見るな、人を見よ
では、話を四診に戻しましょう。
四診で診るのは
・顔色、目、表情(望診)
・声色や体臭(聞診)
・受け答え方、仕草や姿勢(問診・望診)
・肌やツボの状態、痛む場所を手で触れる(切診)
心身全てを総合して、
病気ではなく人間全部を丸ごとを診ていきます。
そういった五感や直感をフル稼動して導き出す行為を、
「四診合算」と言います。
そして「四診合算」により導き出した、
あなたの生態が歪みやすい方向性を決めることを、
「証立て」と言います。
「証立て」によってどの五臓六腑が弱っているかがわかりますので、
鍼灸師であればツボを使い、
漢方医であれば弱っている五臓六腑に働きかける漢方薬を処方します。
非常識な気功、千里診脈
では張式医療気功ではどのような方法で診断し、
治療をしているかと言いますと、
千里診脈という方法を用いて診断を行っています。
千里診脈とは、
四診合算により得た情報と同等、
あるいはそれ以上の莫大な情報を左手に受け取り、
あなたと私との間に確実な気の通り道を作ります。
そうすることによって確実にあなたに気が伝わりますし、
体の状態を診ながら治療していくこともできます。
相手の弱っているところも、
まさに手に取るようにわかります。
生活に必要な運動習慣や食べ物、
考え方や生き方などのアドヴァイスも的確に行うことができます。
この技術は張式医療気功にしかない、
極めて貴重且つ特殊な診断及び治療方法です。
特に遠隔気功といって、
距離を隔てたところで行う気功に用いることが多いですが、
対面で施術を行う場合でも必ず千里診脈は行います。
遠隔も対面も気功師にとってはあまり関係ありません。
気功は時空を超えた技術だからです。
常識にとらわれるているとなかなか理解できないことかもしれませんが、
実際とてつもなく効果があります。
対面施術の時は、
手当てを中心とした中国式の整体である、
「推拿(すいな)」を行っていますが、
効果は遠隔気功と変わりません。
むしろ遠隔気功の方が効果がある場合が多いです。
なぜなら、
気功の効果を上げる環境としては、
お互いがリラックスして緩んでいることが前提です。
体調が優れないのに、
治療院に通うこと自体が負担となります。
また、
精神疾患などの方は外出することさえ億劫な方もいますし、
大病して寝たきりの方は通院は不可能です。
遠隔気功ではそのような方にも対応しています。
名前と生年月日がわかればできます。
また、
・知り合いの方に遠隔気功してほしい
・遠くに住む親御さんに遠隔気功してほしい
・大切なペットちゃんに遠隔気功してほしい
そのような場合も対応しています。
もちろん対面での施術も承っています。
最後に、
千里診脈は一子相伝によって伝承されてきた「秘伝功」で、
かつての中国の皇帝の一族、
皇后・妃殿下の診察に用いられてきた先人が命懸けで磨き上げてきた功法です。
是非一度体感されてみてください。