気功を実践する上で、
緩むということは非常に大事な要素になります。
緩むというと、
体を緩めることを考えがちですが、
精神的な緩みも必要になってきます。
厳密に言うと、
心身ともに緩むことが重要です。
今回は精神的な緩みに限定してお話ししてみたいと思います。
息苦しい社会の中でどう考えたら良いのか
精神的な緩みとは、
自分が好きな時間に好きなことを好きなだけ行うとき、
または好きな人と一緒にいるときに感じやすいのです。
そのような環境に身を置くことが簡単な方法ではあります。
とはいうものの、
そういう環境に身を置ける人というのは多くはないでしょうし、
自分が嫌いな人とも過ごさなければいけない状況もあるでしょう。
日本人は特に集団で規律を乱さずに行動することを、
強要させられてる空気というか、
そいういう文化です。
物理的にはストレスにかかる環境に身を置いたまま、
いかにストレスを感じない考え方を持つか、
という事が重要になってきます。
ではどうすればいいのでしょうか。
答えは、
陽転思考です。
陽転思考とは、
プラス思考の究極で、
何が起きても、
何を言われても、
「ラッキー!」
と思うことです。
例えば、
上司や先輩に怒られた時に、
「ラッキー!自分が成長する機会を得られた!」
雨で綺麗な夕日が見れなかった時に、
「ラッキー!またこんな素敵な場所に来られる!」
泥棒が家に入って部屋がぐちゃぐちゃになってた時に、
「ラッキー!もしも遭遇してたら殺されてたかも、生き延びることができて良かった!」
というふうに、
すべての出来事に対してラッキーだと思うのです。
気功を行うことで陽転思考が身につく
人それぞれなぜラッキーと思うのか、
捉え方は十人十色でよいと思いますが、
ポイントは必ずラッキー!と思うことです。
捉え方すらも必要ありません。
理屈なしでラッキーと思うことが大切です。
このようにラッキーと思えると、
脳が陽転思考化していきます。
すると精神的にも緩めるようになり、
自然と笑顔が多くなり、
最終的には心身ともにゆるむことが出来ます。
精神的にラッキーと思えない方は、
まずは表情から入り、
笑顔を作ってラッキー!と思うと緩むことができます。
気功法を行うときも笑顔を作るように心がけます。
生活の中に気功法を取り入れると、
自然と日常生活でも緩めるようになりますし、
緊張してもその状態を余裕を持って楽しめる精神状態を作ることができます。
いわゆるラッキーと思える陽転思考を身につけることができます。
気功も陽転思考も超論理である
陽転思考に論理や理屈を入れてはいけません。
入れてはいけませんというか、
論理や理屈を越える感覚です。
「ラッキーっていうけどこの境遇はどう考えてもラッキーじゃないよな」
と考えずに、
「どう考えてもラッキーじゃない境遇に出会えてラッキー!笑」
と笑ってください笑。
次第にラッキーと思ってる時の身体感覚が、
どういうものかが何となくわかってくると思います。
また気功を行うことでその体感を、
間違いなく実感できます。
その体感をしっかりと体で覚えて、
いつでも再現できるようにすると、
どのような場面でもラッキーと思える体質へと変わっていきます。