心身の悩みを解消!気功実践時に参考になるメンタリティーとは?

気功を行うときに体をどうやって動かすのか、呼吸をどうやってコントロールするのかが大事だと思っていませんか?

それは間違いです。

気功はマインドの仕組みを理解して上手に利用する方法論のことなので、大切なことは心構えや気持ちなのです。動きは付属品でしかありません。

心構えや、どのような精神で実践するかが、気功の上達、あるいは心身の健康増進に効果を出すかの鍵があるのです。

体を動かして健康になるのであれば、ジムのトレーニングやジョギングなどをしていれば十分です。気功は体だけでなく心の状態まで清らかにしていくことも含んでいますし、心を育てていくことも主眼として置いています。

そして、気功を実践することで病気や心の悩みがあまりにもちっぽけな悩みだったことも理解されたときに、どんどん心も体も元気になります。そこに気功の魅力があるのではないでしょうか。

医療従事者はあなたの体は管理してくれますが、心まで管理してくれません。心はあなたが管理するのです。心を管理できるようになるとすぐに病気も治癒していきます。なぜなら心と体は同じものだと、気功の実践で理解できるからです。

ではどのような指針で心を管理すればいいのでしょうか?

この記事ではそのヒントがかかれてあります。また気功を実践する上で重要な心構えやメンタリティー(精神性)についても触れていきます。

気功初心者も上級者も参考になると思います。

役者魂で気功が上手に!

何かを習うということにおいては全てに共通していますが、役者さんのようになりきって気功を実践するということが上達の近道です。

気功師と役者さんは繋がっています。繋がっているというのは、実践していることが共通しているということです。

気功をやるときは気功の達人だと思って実践するといいです。この方法であってるのかな?と気功の達人は考えません。役者さんも迷いながら演技はできません。自信を持って役を演じるのです。それが素晴らしい役者さんですよね。

私は二十代の頃役者の専門学校に通っていました。お昼の食堂では大御所の役者さんがたくさんいます。挨拶程度に喋りかけても嫌がられることはありませんでした。テレビによく出演している女優さんもたくさんいて、握手してもらったこともありますが、嫌な表情一つせず、田舎者に対応してくれたことを今でも覚えており、素晴らしい人だなと昨日のことのように鮮明に記憶しています。

その女優さんがある日テレビのインタビューでこんなことを言っていました。NHKの大河ドラマで主役を演じていらしたのですが、その役作りについてのインタビューでした。

以前までの役作りは、「主人公はこの時どういう風にどう考えるのかな?」と考えて役作りをしていたそうです。でもその役作りは間違いであると気づいたそうです。だって主人公は自分がどうやったら自分らしく振る舞えるのかを考えるわけがないからです!。「私は主人公なんだ!」と確信するとうまく演技ができる、とおっしゃっていました。なるほどなと思いました。

少し私の解釈をいれさせてもらうと、役が自分に乗り移ってしまうかのように演じるということなのだと思います。実際私も気功を習い始めの時は、一人のロールモデルを決めてその気功の達人になったつもりで実践していました。

あなたも気功を実践するとき、「気功師だ!」と断定して行う方がうまくできるのです。

例えばお客様にマッサージの施術を施す場合、「自分はまだまだ初心者のマッサージ師だ」という自己イメージで施術する場合と、「自分はもうプロのマッサージ師なんだ」と思って施術するとでは、お客様に対する印象や施術効果に圧倒的な差が生まれるはずです。

気功を実践するときだけは気功師になりきる!「私は気功の達人だ!」

このように現在完了形、または現在進行形で自分を断定して語りかけることで、心は変わります。心が変わると気のせい質も変わってくるのです。気のせい質が変わるというのは実際に現実世界に効果として現れるということです。先ほどのマッサー施術の例で言及したようなことが実際に現実に起こるのです。

あんでるせんのマスター直伝の願望達成方法

長崎県東彼杵郡(ひがしそのぎぐん)の川棚町というところに、連日賑わいを見せる超能力マジックショーを見せてくれる喫茶店があります。有名人や著名人が相談にきたり、スピリチュアル系の方ならほとんどの方が知っているとても有名な喫茶店です。ちなみに私の実家が長崎県佐世保市で、実家から車で40分ぐらいで川棚町に着きます。

そのマスターは宇宙人と言われているぐらい頭も賢く、能力者であると言われています。実際マスターのマジックを見るために全国から毎日のようにお客さんがきています。予約は2ヶ月前から可能ですが、2ヶ月前に予約を取ろうとしてもすでに予約でいっぱいなのです。

そんなマスターが、いつもかどうかはわかりませんが、私がマジックを見に行った時や知人から聞いた限り、毎回願望実現について喫茶店に来られたお客様全員にアドヴァイスされています。

何か実現したいことがあっても、それを願ってはいけないというのです。「〜したい」「〜に行きたい」などの形で願うと、今はそれを達成できていないことを強く肯定してしまうのです。無意識にその状態が刷り込まれてしまうと、ますます現状を縛ってしまう可能性があるのです。

ですから現在完了形でイメージするといいですよ、とマスターは教えてくれます。「私は〜だ」「私は〜に行っている」「今〜が実現している」という風にイメージするのです。すると無意識はそのイメージに向かって働き出すのです。現実とのギャップを埋めるためにありとあらゆる情報を無意識がキャッチして願望達成の行動やアイディアを自然と促してくれるのです。

今となってはみなさんが知っている無意識のカラクリですが、もしかするとこのカラクリの原点にはあんでるせんのマスターがいるのかもしれません。

この方法は気功を実践する場合だけでなく、ありとあらゆることに使えますよね。ぜひ実践してみてください。

気は時空を超えて一瞬で伝わる

マッサージの技術は物理的に身体に落とし込む時間は必要になります。しかし気功の場合は心の状態、意識の状態だけで気の扱い方が上手になる世界なのです。

外科医であればそれは不可能です。やはりメスの使い方を時間をかけて神経レベルで身体に覚えこませる時間は必要になってきます。職人さんの世界も同じことです。

しかし気功の場合は物理法則を超えてすぐに上達します。気の性質というものはそういうものです。気は心の状態のエネルギーそのものです。なので心の扱い方が上手になると、イコール気の使い方も上手になっているのです。ですから明日死ぬかもしれない末期癌の患者さんが、翌日に全てのガンの病巣が消えていたという報告もありますし、経験豊富な臨床医であればそのような症例をいくつか持っているのです。

余命宣告をされてもそれ以上に生きている方もいらっしゃいます。余命というものは統計学なので、統計学で生命現象の全てを説明できるわけがないのは言うまでもありません。心と体は一体であると考えているのが気功師です。

生命現象は全て一瞬

実はコーチングを実践されている方もクライアントさんの心が変わるのは一瞬である、ということをよく理解されています。コーチングとは、最新の認知科学や脳科学や心理学のパラダイムが豊富に盛り込まれた、脳と心の仕組みを理解し、それをコントロールすることで人生を豊かにしていく人材開発の手法のことです。

日本ではスポーツ選手についているコーチのことを思い浮かべるかもしれませんが、アメリカでのコーチングは政府機関や企業や軍隊などの組織に導入されていたり、スポーツという分野に限らず人生のあらゆる分野に応用できるものなのです。脳と心の仕組みに関わる分野ということは、人生全ての分野になりますからね。

コーチングの場合は、健康になるというゴール達成も含みますが、大体は人生で達成したい物理的制約あるいは時間的制約のあるゴールがほとんどだと思います。9歳の男の子がメジャーリーガーになるという目標を設定し、セルフコーチングしたとして、マインドが一瞬で変革したとしてもすぐにメジャーリーグの舞台でマウンドに立っているという訳ではありません。それはオカルトです。

しかし生命現象は違います。一瞬で心と体が変わります。変わってしまうと、生命の体は驚くほどの速さで変わっていくのです。その変わる一瞬が起きるまでに人によっては一週間、あるいは数ヶ月かかると言うことなのです。

病という現象は生命現象ですので、次の日に腫瘍マーカーが正常値になっていても科学的にはなんの不思議でもありません。それは経験豊富な臨床医はいくつかそのような症例を持っています。

私が習っているのは張式気功というものです。道教のお坊さんが一子相伝で受け継いできた秘伝功と呼ばれるものです。張先生のもとで秘伝功を学んでいるお医者さんも少なくありません。またお医者さん自身や身内の人がガンになって、張先生に治療をお願いするというケースもあるのです。実際自分がガンになった時に抗がん剤治療や放射線治療などの標準治療で頑張るお医者さんはどれくらいいらっしゃるのでしょうか?

ガンだけでなく、自分の体調を整えるために鍼灸院などに通う医療従事者はたくさんいらっしゃいます。なぜなら、医療を学んでいる人は、医療の限界も知っているからです。現代医療の苦手分野もわかっているので、代替療法の良さも十分理解しているのです。生命現象の不思議さにも毎日直面しているのも医療従事者です。

確かに気が一瞬で伝わるというのはオカルトに聞こえますが、医療の現場にる人は、声を大きくしては言えないとは思いますが、患者さんの心が前向きになった瞬間バイタルが順調に回復したり、退院予定日がかなり早まるケースを幾度となく経験されているはずです。

理学療法士や作業療法士などのリハビリを行う方も、やる気のない高齢者や、やらされている感のある患者さんよりも、前向きに自分で病気を治そうと元気な人の方がリハビリの効果が高いことはよく知っているのです。

全員が全員心が前向きになることで病気が治癒するという訳でもないのですが、かなり高い確率で治癒していることは確かです。

ぷるぷる気功について

先ほど張式気功について少し触れました。気功を実践する上でやはり歴史的なことも知っておくと実践に対しての意気込みも変わってくると思いますので、少し触れてみたいと思います。

Sun気功療術院が確信を持ってお伝えできる気功法はぷるぷる気功です。とても可愛らしい名前なのですが、とてつもなく強力な気功で、効果抜群なのです。なぜなら、道教のお坊さんが一子相伝で門外不出の秘伝気功として伝えているものがぷるぷる気功だからです。

別名は霊視振動功、または霊子通霊法と言います。気功教室の案内ページに紹介していますので参照してみてください。ぷるぷる気功を実践したり気功教室に参加してみての感想なども載せてあります。http://qiqonghealer.com/qigong-class

これを100日間気功師はやります。気功師になりたい人はこのぷるぷる気功を100日やってみてください。100日の間にいろんな効果があります。女性であれば肌が綺麗になったり、他人から綺麗になったねと言われたりする方もいます。病気の人は症状が改善したりします。表情も明るくなります。あとは心の変化ですね。自分のことや家族のことや友達のことなど、社会のことなどについての認識が変わっていきます。

人間に備わった能力も開発されます。セラピストさんなどは施術効果なども明らかに変わってきます。人生のあらゆる面においていいことが起きるのがぷるぷる気功なのです。当療術院では医療気功について伝えていますが、気の使い方を応用すれば人生の全ての分野に使うことができるのです。それが本来の気功なのです。

北斗信仰について

そして何と言ってもぷるぷる気功の最大の目的は北斗七星と繋がることです。なんで北斗七星なの?と思うかもしれませんが、北斗信仰は古代バビロニアの時代からあるようです。運命を司る星として信仰されていました。

その頃日本でも北斗信仰をしていたことが考古学的にわかってきているようです。

地球は歳差運動しています。なので10000年周期ぐらいで北の空に見える星は変わるのです。今は北の空には北極星が見えますが昔は北斗七星が北の空の真ん中にあったのです。北斗七星の七つの星の位置も少しずつずれています。

その星の動きや姿形が7千年前に石に刻まれているのです。これは星を信仰していた、あるいは天文学的知識を古代人は得ていたということが予想されています。

古事記には直接的にではありませんが北斗信仰がかかれてあります。古事記はとても面白い読み物ですので一度手にとって読んでいただきたいのですが、古事記を見ると神様は祭り好きなだなということよくわかります。天の岩戸開きなんかは典型的ですね。

天照大神の弟であるスサノオノミコトが悪さをして、天照大神がうつ病みたいになってしまいます。太陽の神様なので、天照大神が姿を隠すと天も地も真っ暗になります。他の神様もとても困ります。そこで高千穂にある天安河原で神々が相談をなされます。神々というのは私たち日本人のご先祖様です。

そこで提案されたのがとにかくどんちゃん騒ごうというものです。詳しくは古事記を参照して欲しいのですが、決定的に天照大神が姿を表したきっかけになったのがアメノウズメの舞でした。

オケの縁をとんとんとんと飛び跳ねているとアメノウズメが来ていた肌着がズルりと下に落ちて乳が露わになったのです。それをみていた神々が大爆笑。天照大神は気になって天界に姿を表しました。

このような祭りのシーン一つとってみても日本人らしさというものが垣間みえて来ませんか?古事記には日本人らしさが書かれてあります。古代日本人はどういう気持ちでこの国を納めてきたのかが書かれてあるのです。古事記には日本人としての生き方のヒントが書かれてあるのでお勧めいたします。日本人なら読んでおいたほうがいいと思います。

話を北斗信仰に戻します。古代日本人は北斗七星を信仰していました。その力はあまりにも強力なので民衆に伝わることはありませんでした。仏教では北辰妙見菩薩として信仰されています。中国では道教と一緒になり、朝鮮半島では星信仰と一緒になります。

歴史的にはそこから聖徳太子の時代に北斗信仰を日本に輸入したということになっていますが、それ以前からおそらく北斗七星信仰があったことは古事記からも伺えます。

戦国時代には氏神様として武家に信仰されていました。平将門は北斗信仰でしたのでその力を恐れられていたが故に首塚などの強力な封印をしたのだと思います。

そして昔の武将は北を背にして戦っていました。そうしないと負けるからです。やはりこれも北の空ですから北斗信仰が伺えます。どれだけ劣勢でも北を背にしていれば勝つという信仰があるのです。南からだと勝てないようです。

北斗信仰が民間に伝わると「妙見さん」として親しまれるようになります。

古事記の記述からわかることは、大和政権や大和民族、古代日本人は星の信仰と太陽の信仰、月の信仰をしていたことがわかっています。

北斗七星を信仰するパワーは、政や国づくりを始め、人生のあらゆる方面で利用されるようになります。北斗七星にはそれだけのパワーがあったのです。

ネイティブアメリカンと気功

細野晴臣さんがネイティブアメリカンの儀式に参加したいということでドキュメンタリー番組が昔ありました。細野さんは初歩の儀式だけしか参加できていませんでしたが、気功師がやっていることにすごく似ていました。

それは、陽の出前に起きて朝日を浴びながら「ありがとう」を唱えます。太陽を浴びる前にも体をポンポンと叩いていくのです。ネイティブアメリカンはそうやって全ての万物に備わっているスピリットを体に染み込ませていきます。

気功師は気を染み込ませていきます。どちらも同じことを行なっています。

これをアニミズムと言います。全ての概念と存在をスピリットとしてみています。敬うべき存在が世界の全てであるのです。細野さんは太陽を浴びながらありがとうを唱えることで自然と涙が溢れて来たようです。浄化されるような感じでしょうね。

そのような気持ちで北斗七星に繋がるといいです。星7つを自分なりにイメージして気功を行っていきます。

あとはしっかり緩むことです。緊張していると気が廻りません。リラックスしないと脳と心がうまく働かないと思います。イメージもうまくできないと思います。臨場感も湧いてこないのです。

頭だけで考えるのではなく、自分は気功師だと確信してリラックスして北斗七星をイメージしてぷるぷるしていくことが重要です。宇宙の神様と繋がるつもりで行います。体を微振動させながら行うことにより、精神世界にいきすぎることはありません。頭が狂ってしまうことものありませんので安心して実践できます。

精神世界にばかり傾倒してしまうと物理的現実世界でいろんな人が協力しあって生きていること、支え合っていきていることを忘れがちです。そこは忘れないように気功を実践することが重要です。これが慈悲の実践です。

みんなでいきているんだということを忘れない、バランスが大事です。

物理世界だけに依存しても苦しいです。土地はでかければでかいほどいい、お金はあればあるほどいいという思想に陥ります。これは実観(じつがん)と言います。

やはりバランス、中道をいくことが幸せへの道です。これを中観(ちゅうがん)と言います。スピリチュアルに偏り過ぎても孤独感を感じます。やはりバランスです。そういう意味を込めて体を動かすのです。

体を動かすだけでも足りない。北斗をイメージするだけでも足りない。両方バランスが取れていることに意味があります。

全てにスピリットが宿っているというアミニズムに戻ることは気功を実践する上で上達のポイントとなっていきます。

スピリットにいきすぎると一神教になります。それで戦争を起こしてしまいます。物質社会にいきすぎると科学至上主義になってしまい、原爆まで作ってしまいます。

戦争は全て宗教戦争です。思想的差別で起きているのです。それは一神教にいき過ぎても科学にいき過ぎても人類滅亡です。そのバランスをとっているのがネイティブアメリカンを代表とするアニミズムなのではないでしょうか。

 

まとめ

これまで「気功は体を動かすものだ」と思っていた方は、どうか心構えや精神性を見つめ直しながらバランスをとっていって欲しいと思います。

きっと体の健康に対しても効果が出てきます。そもそも脳と心と体は同じものだと捉えた方が良い結果が出ます。

現代医学は体に偏りすぎて視野が狭くなっており、手術や投薬でしか病は治せない、と戯論の枠を出ることができない状態になっています。

あなたにはそこから一旦外に出て目覚めた上で、最良の選択を行って欲しいと切に願っています。

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