仕事を辞める理由の多くに、
職場での人間関係が挙げられます。
最も簡単な解決方法は、
自分が職場を去るという方法ですが、
止むを得ず仕事を辞められない人もいるでしょう。
あるいは職場を去る自分を惨めに感じて、
負けたように感じるからやめないという人もいるでしょう。
何れにしても、
職場にいる嫌な人と一緒に過ごさなければいけない時、
どのように対処すればいいのか、
それは気の使い方で簡単に解決できるのです。
あなたも職場にいる嫌な人である可能性があるという視点を考える
あなたが職場にいる嫌な人に悩んでいる一方、
あなたのことが嫌いで、
悩みの種があなたであるという人がいる可能性を認識しましょう。
あまり気持ちの良い考え方ではありませんが、
自分が嫌われていないという保証がどこにあるのでしょうか。
もし自分が嫌われていないという自信があるのなら、
あなたが嫌いな人も、
自分は嫌われていないと思っている可能性だってあります。
こんなことは考えるだけ時間の無駄です。
本質的な人間関係の解決法の答えはそこにあります。
人間関係は悩む必要がありません。
「そんな身も蓋もないこと言わないで〜」
と言われてしまいそうですが、
では、
もう少し詳しく人間関係に悩む必要がないということを考察していきましょう。
職場の人間関係で悩む人は気（エネルギー）の無駄遣いをしている
職場での人間関係のあるべき姿とはなんでしょうか。
また、
あなたが職場の人とのあるべき関係の姿というものはなんでしょうか。
「仲良く気持ちよく仕事ができる人間関係」
「一緒に頑張っていける関係」
「お互いに支え合いモチベーションを上げあう関係」
いろいろあるとは思いますが、
まあこのような関係が築けられるならば悩まないだろうな、
と思うでしょう。
ここで質問したいのですが、
お客様はどこにいるのでしょうか？？
お客様の視点を考えて職場での人間関係を考えていますか？？
お客様は人間関係で悩んでいる経営者や社員のことなど考えていない
職場での人間関係に悩んでいる人というのは、
嫌いな人とどうすれば良好な人間関係が築けるか、
に気（エネルギー）を使っています。
そんなことに気（エネルギー）を使う時間があるなら、
サービスの質の向上などに気（エネルギー）を使ってほしいものです。
あるいは、
新規顧客獲得や、
リピーターを増やすための工夫、
効率的に質の良いサービスを提供するためのシステム開発など、
気（エネルギー）を使うべき方向に使ってほしいのです。
悩んだ時は、向かうべき気（エネルギー）の方向を変えてみる、と意識してみる
「職場」に対する考え方は人によって様々ですが、
お客様にエネルギーを向けるという方法は、
私が提案する一つの方向性に過ぎません。
私が言いたいのは、
自分が向かっている気の流れを意識に上げてください、
ということです。
悩む、
ということは、
気の流れが停滞しているということです。
持ち前の気のパワーで強引に推し進めるというのも一つの方法ですが、
不思議と病気になったり疲れやすくなってしまいます。
そうではなく、
気の向かう方向性を変えるという手段を取ってみます。
今まで悩んでいたことが、
実はたいした悩みではなかったと気づくでしょう。
前述した内容を繰り返すならば、
職場の嫌な人に気を向けるのではなく、
お客様に気を向けるという方法です。
その結果、
嫌だと思っていた職場の人に対する認識が変わります。
「お客様のために一生懸命考えている」
「変なヤツだけど意外と繊細なところまで気を使っている」
といった気づきが得られるようになります。
これが自分のエネルギーの方向性や質が変わった証拠です。
気づきを得られるということは、
今までの自分の認識が変わったことをあらわしているからです。
気功を実践していくと、
職場の人間関係だけでなく、
家族との関係や異性との関係などにも、
様々な気づきを得られるような、
気の流れというものの感受性が強くなり、
ストレスのない人間関係を築くことができます。
① 職場の人間関係の悩みはエネルギーの無駄遣い
② 悩むエネルギーをお客様や違うことに向けてみる
まずはこの二つを意識してみることで、
解決のヒントになるのではないでしょうか。
