ヒーリング効果ゼロでも自信が持てる理由とは

気功を学び始めた方の多くは、「誰かを癒したい」という想いを持っています。腰痛や膝の痛み、不定愁訴などを楽にしてあげたい──そんな気持ちで始めたのに、いざ実践すると相手に変化が見られず、自信を失ってしまう。
そして、「才能がないのかも…」と落ち込み、そのままやめてしまう方も少なくありません。

あなたがそのような落とし穴にハマらないように、大切な考え方と実践ワークをお伝えしていきますね。

効果が出ない時期は“自分を癒す期間”

実は、この時期はとても大切な“自分を癒す期間”なんです。エネルギーが枯渇している状態では、他人にエネルギーを分けることはできません。

私自身も、かつて引きこもりや無職の時期を経験しました。面接で理由を話せず怒られる…。そんな時は、自分の内側を見つめる力すら残っていませんでした。

そんな時に出会ったのが、ドラマ『ロングバケーション』の「長い休みだと思ったらいいんじゃない？」という一言でした。この言葉をきっかけに、「これは天から与えられた休息期間なんだ」と受け入れることができ、心がふっと軽くなったのです。

その後、私が通った気功師学校で教えられたのは「頑張らなくていい」「自分から気を出そうとしなくていい」という考え方でした。北斗七星のエネルギーを浴び、自分を癒すだけでいい──これが秘伝功の本質です。

実際に、自分を癒すことに専念した結果、何もしなくても「腰が軽くなった」と言われるようになりました。

秘伝功の教えでは、「人を癒すことは、自分を癒すこと」とされています。外に向けて無理やりエネルギーを出す必要はなく、自分を整えるだけで自然に周囲も整っていくのです。

花は種をまいてすぐには咲きません。でも、必ず春は来ます。今は土の中で、あなたという花を育てる大切な時間。焦らず、淡々と、自分を大切にしていきましょう。