たくさんの情報に接していると、
いったい何が本当の情報かわらなくなってきます。

そのような時は、
現代の情報よりも、
古典的な情報に接することで本物の情報かそうでないかの判断基準になります。

そこで一番に知ってほしいことは、
生命とは何かっていうことをわからないと、
病気についても知りえないし、
健康についても知り得ることはできません。

あなたに勉強してほしいのは医学ではなく生物学です。
現代医学は歴史が浅いアメリカ軍事医学です。
もし医学を学ぶ場合は伝統医学や、
昔の西洋医学を学ぶといいです。

とはいうものの、
生物学や昔の伝統医学を学ぶには結構な時間がいります。

今回は駆け足ですが、
簡単に生命とは何かということを理解していきましょう。
とっても簡単なのでしっかりついてきてください。

ここを理解すると、
ガンへの考え方が変わり、
本質的に病気やガンへの対応方法がわかります。

生命はもともと無酸素で生きていた

生命は38億年前に誕生しました。

誕生してから約10億年間は無酸素で暮らしていました。

解糖系と言って、
その名の通り、
糖分を分解した時に生じるエネルギーを利用して生活していました。

つまり今の私たちのように酸素を利用して生きていたわけではなかったのです。

その後どうなったかというと、
太陽の光を使って光合成をする細菌というものが生まれました。

細菌は光合成の結果出てくる老廃物として酸素を放出するようになり、
地球上に酸素が増えてきました。

無酸素で暮らしていた我々のご先祖様は、
酸素が増えてきた地球上での生活が困難になってきます。

無酸素が快適だった生命は、
絶滅寸前となっていきます。

我々の先祖は、
どうやってこの危機を乗り越えたのでしょうか。

宇宙からの救世主到来??

どこから現れたのかはわからないのですが、
我々の先祖が絶滅寸前の頃、
酸素をうまくエネルギーに変換する、
ミトコンドリア生命体というものが生まれていました。

なんとそのミトコンドリア生命体が、
我々の先祖である無酸素で生きる生命体に寄生し始めたのです。

一方は酸素が大好き、
一方は無酸素が大好き、
この相容れない関係の両者が結婚してしまいました。

しかし、
ご想像の通り、
この両者の共同生活はうまくいかず、
二つの生命体が安定した関係を持てるようになるまで、
約15億年ほどかかったのです笑。

余談ですが、
人間関係で悩んでる人は、
相容れない人とは15億年かかると肝に銘じて、
関わらないようにした方が賢明な対処法ではないのかな、
と思います。

さて冗談はよしこちゃんとして、
話を戻しましょう。

我々の先祖は、二人いる

糖を分解して無酸素で生きていた生命体と、
酸素を効率良くエネルギーに変換する生命体が、
見事に共生し合い、
奇跡が起きたことにより、
今の私たちがいるのです。

ここはとても重要な事実ですのでしっかり覚えておいてください。

私たちの体の中には、
酸素が少なくてもエネルギーを生み出せるシステムと、
酸素をたくさん使ってエネルギーを生み出すシステムがあるのです。

この事実がいったいガンや病気の克服とどういった関係があるのでしょうか?

ガンとは、解糖系生命体への先祖返り

ガンの特徴をご存知でしょうか。

ガンは無酸素が大好きです。

そして、
顕微鏡で観察してみると、
ガン細胞には圧倒的にミトコンドリアが少ないのです!

ガン細胞こそが、
38億年前に誕生した我々のご先祖様、
解糖系生命体なのです!

ガン細胞も、
解糖系生命体も、
細胞分裂によりエネルギーを生み出し、
無酸素の状態でとっても活発に動くのです。

逆にミトコンドリア生命体は、
酸素がたくさんある状態で活発に動きます。

ミトコンドリア生命体の活動を上げることが究極の治療法である

つまり、
ガンという病気は(病気ではないのですが)、
ミトコンドリア生命体が、
あなたの体で生活しにくい状態になりましたよ、
というサインなのです。

ですからそのバランスを取り戻すことが一番いいのです。

ではどうすればいいのか。

それは、

・たくさん酸素を取り入れる
・ゆっくり生きる

ということです。

気功の実践がミトコンドリア生命体の活動を上げる

気功の動きというのは、
激しく見えるものもありますが、
基本的には、

・リラックスする
・ゆっくりと深く呼吸をする
・宇宙に感謝する

の三つです。

気功の実践はミトコンドリア生命体の活動を活発にする方法そのものなのです。

現代医学では、
我々の先祖を切り取ったり、
放射線や抗生剤でめちゃくちゃにいじめます。

かわいそうだとは思いませんか?

ガンはほったらかしにした方が治る、
という人がいますが、
あながち間違いではありません。
というかほぼ正解です。

我々の先祖がわざわざ、

「あなたの体のバランスが崩れている生き方をしているよ」

と教えてくれるために、
物理的に現れてくれたのです。

この事実に感謝するべきなのです。

ガン細胞に感謝しましょう。

「教えてくれてありがとう」

頑張りすぎ、働きすぎ、薬の飲み過ぎ、食べ過ぎ、をやめる

現代では、
製薬会社の利権により薬を飲み過ぎる環境にあり、
日本独特の儒教思想による権威があるせいで、
働きすぎる空気が蔓延し、
体がキツかろうが風邪をひいていようが職場に出なければいけない、
という社会通念があります。

それも一つの生き方なので、
否定はしませんが、
生命史を理解すると、
生命にとってはかわいそうな環境であると言わざるをえません。

・我々の先祖は解糖系生命体とミトコンドリア生命体の二つで生きている

・ガンは解糖系生命体への先祖返り

・ガンの根本治療は解糖系生命体に感謝し、ミトコンドリア生命体の活動を取り戻す

・ミトコンドリア生命体の活動を取り戻すために、気功でリラックスして深くゆっくり呼吸する

この四つを理解した時に、
病気に対する考え方が変わってくるのではないでしょうか。

何か健康のためのヒントになればと思います。

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